アルモニ・ブログ

2012年5月24日

生命

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前回のブログのシェルティさん、名前をアバロン君といいます。
20歳のお誕生日を迎えた翌日に、虹の橋のたもとへと旅立って行きました。
お葬式に立ち会い、お骨になって出てきたアバロンを見て、私を含め、
泣いていたご家族みんなの顔が一瞬緩み、笑顔になりました。
生前のアバロン君そのままのイメージで、骨格見本のように出てきたからです。
少しうつむき加減の顔、きれいでちょっと前傾の前歯、
小さな長い指、少し猫背の背骨。
毛皮をかぶせればすぐにもとに戻るような見事なお骨でした。
20歳というのに、真っ白で美しいしっかりとした骨でした。

彼は、ほとんどの人生を愛情いっぱいの手作りごはんを食べて過ごし、
晩年はご家族が最高に手厚いケアをしていましたが、
亡くなる一ヶ月ほど前の天候不順の日に、脳圧が上がって倒れ、
一ヶ月の闘病をしました。
もうだめかと思うことが何度もありましたが、その度にカンフル剤となったのは
フィリピンの知り合いが教えてくれた方法でした。

なんと、砂糖を酢で溶いたものです。
なにがどう良いのか本当のところは担当の獣医さんにも謎だということでしたが、
ダイレクトに血糖値が上がるのか、なにか刺激になるのか、
これをほんの少し嘗めさせるとなぜだか元気になるのです。
フィリピンでは当たり前にみんなやっているそうなのです。

砂糖はダイレクトに血糖値を上げるのに対し、酢は血糖値を下げる役割がある食品なのですが、
なぜこれがフィリピンで一般的に民間療法として取り入れられているのでしょうか?

実は、酢は弱った血流の循環を改善し、より多くの酸素と同時に、
摂取した糖分を速く必要な組織に届けるのだそうです。
さらに消耗したグリコーゲンの再充填が促進されるので、より組織活性につながる。
そして身体を弱アルカリ に傾けることで免疫力が活性化しやすいとも言われています。
それ故に、砂糖だけを与えるよりもより効果が出やすいのだそうです。
酸素と糖分が組織の隅々まで行き渡りやすくなる、ということですね。
フィリピンの人々の生活の知恵は、見事に生かされました。

世界中にこのような知恵があるのでしょうね。
生活の中から生まれ、代々受け継がれているこのような人々の知恵に、
改めて敬意を表したいと思います。

生命ってすごい。

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