アルモニ・ブログ

2012年8月 8日

“まずい” 食べ物のわけ

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一昔前の青汁はただただ“まずい”飲み物だった。

倉敷中央病院名誉院長・故遠藤仁郎博士が70年前に始めた青汁普及運動は
全国に広がり、私たちの野菜不足解消に大きく貢献してきた。

地元に住んでいた私は子供の頃、まだ「飲みにくい」時の青汁を母親に
言われるがままに鼻をつまんで飲んでいた。
ただの「草」でしかなく、幼い私には食べ物の概念から外れていた青汁だが、
それでもけっこう続けていた記憶がある。

河川などに茂る草を堆肥として発酵させる有機農業があり、
それを実践している人と話をする機会があった。
「本当に生命力が強い食材なら、それは“まずい”はずだ」彼は私と同じ考えだった。

子孫を後に残す。そのためにはやすやすと食べられないのが自然の摂理である。
動物も植物も理屈は同じ。食べられてもいい動植物は産卵数が多い。
人間は基本1人。

「まずい…もう一杯。」岡山出身の俳優・八名信夫さんが
青汁のCM(地域ローカルCMかも)で言ったキャッチフレーズは、説得力があった。
何も加えていない命の通った青汁は、健康と引き換えに“まずい”のかもしれない。
ただ最近の青汁が“美味しい”ので罰ゲームにも使われなくなったのは
寂しいかぎりだ。

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