アルモニ・ブログ

2013年3月 4日

食材は余らない

以前取引先に伺った時に
「リンゴが大量に余っているので利用できないか」というお話をいただいた。
別の仕入先からは「梨が採れすぎて売れずに困っている」という。
漁港に寄れば「市場に卸せない雑魚が...」といった具合に
私の周りでは珍しいことではない。


産地に行くとこういった話がどこからでも舞い込んでくる。
「ジャムやジュースにすれば...」「すり身でつみれの材料なら...」という考えは、
大抵が素人の浅知恵であることが多い。
加工しても加工しても、消費されなければ結果"余る"というのが現実のようだ。


サイズや重量・色・形といった〈規格〉が日本には多すぎると思う。
農産物においては栽培・収穫・出荷の各段階で間引かれた食材のほとんどが
形状の不備やちょっとしたキズが原因で、味や安全性には関係ない場合が多い。
ひどいものになると出荷用の箱に入らないという理由も聞いたことがある。
「消費者はそんな無駄を求めていない」と言いたいところだが、
消費意識の高い有機食材専門店でも「最近は形のいい商品から
売れていく(店長さん曰く)」のだという。


「丹精込めて作った食材に差は無いんだけどなぁ...」生産者の叫びは、
食糧難を経験しないと伝わらないのかもしれない。
棚にある一番古い牛乳を買うようにしている私の行動はとてもささやかだが、
明確な意思を持っている。


s-IMG_7397s.jpg
ワンコの食事は"安全"を優先したい

このページの先頭へ
プロフィール
プロフィール 南村 友紀
Kitchen Dog!代表
プロフィール 淺沼 悟
ドットわん代表
プロフィール 山澤 清
ハーブ研究所
スパール代表

最近の記事

アーカイブ

リンク