アルモニ・ブログ

2013年9月12日

料理をつくる心意気

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イギリス人の有名シェフ、ジェイミー・オリバーの『Jamie Does』というテレビ番組シリーズを観ました。
ジェイミー・オリバーが、モロッコやスペイン、スエーデン、イタリアなどの色々な国に行って、
現地の人たちの食生活を経験し、そこから発想を得て自分なりのメニューを
現地で料理するという内容のシリーズ番組です。


ジェイミー・オリバーがおしゃべりをしながら料理をするのがとても面白いのですが、
何本も続けて観てみると、いかに彼のお料理がおいしいかがよくわかってきます。

レシピは、彼が口頭で「テーブルスプーン8杯の塩と、テーブルスプーン4杯の砂糖と...」
という風に喋りながら作っていくのですが、実際には量ってやっているわけではなく、
塩も砂糖も袋から適当にバサバサっと出してかけています。

本当に美味しい料理とは、そのようにぴったりときり良く量れるものではないと私も思うのです。
レシピを書かなくてはいけないときには、〇〇を何グラム、××を何ミリリットル...と、
一番近い数値で書きますが、美味しさというのはそんなにきり良くいかないものです。

指先でつまんで加えてみてもう少しかな?と感じたり、足りないな?と感じたりするもの。
しかも、食べる人のその日のそのときの顔を見て多少変えたりする、そういうもの。
大切なのは、そのセンスなのではないだろうか。

だから、全く同じレシピでも作る人によって出来上がるものは違ってくるのですよね。
美味しく作れる人の手というのは、そのセンスがビリビリと敏感なのだよなあ、と思う映像でした。
そして、ジェイミーが持つ才能の最もたるものは、肉や魚をマリネードするときの手から放つ『氣』です。
それは、付け合わせのための数種類の野菜をドレッシングで和えるのにも放たれているのが見えます。
そして、一枚の皿に盛りつけるときの最後の瞬間にも、目から放たれている!

料理を作るときには、そのくらい「美味しくできるよ」という心意気が
自然と全身にみなぎっていないと意味がないなと思うのです。

ジェイミーの言葉を借りるなら、
「Beautiful !!」
です。

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