アルモニ・ブログ

2013年11月29日

カツオくんの事情

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わたしたち日本人が大好きな〈カツオ〉。
冷蔵庫のない大昔から保存食として工夫され、鰹節やタタキ・ふりかけなどさまざまな形に姿を変える優等生だ。
サザエさんの弟として主役級の存在感を張れるのも人気者が故。
そんな〈カツオ〉のイメージからほど遠い話がある。

実はカツオの漁獲量世界1位2位はインドネシアとフィリピン。日本は3位なのだ。
魚の漁獲量は船の所属港などによって一概にいえないが、
インドネシアに関しては市場で流通している量自体が日本の2倍に迫るらしい。

最近までカツオをしっかり食べていたのは日本人だけだった。
数年前、某アメリカのペットフード大手の会長が来日した際、
「人間が食べないbonito(カツオの英語名)をドッグフードに使うなんて考えたなぁ!」と感心されたこともある。
それが今ではカツオも世界シェアの食材になった。

「最近は海外の方が市場のセリ値が高く、日本の船でも国内の市場に魚を降ろさない...」と諦めたように言う。
昨年焼津港のセリに立ち会った際、鰹節の原料としては高すぎる魚を皆で見送るという不思議な光景を見た。

日本食の普及もあるが遂にカツオの美味しさが世界中にバレてしまったという感じ。
とうとうカツオも高級魚の仲間に?なんとか旬のタタキぐらいは懐を気にせず豪快に食べたいものだ。

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効率化がすすんだ処理場に鰹が入らない日もあるそう

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