アルモニ・ブログ

2014年12月12日

エコダン

yamazawa-title.jpg


毎年毎年、"ましろい"世界から失礼します。
"こんなペンギンの住む世界やんだくって~!"と、いいながら、
60年と少し住んでますが、山形はいいとこだけした~。
何がいいか?と言うならば、生きる強弱がはっきりしているとこね。
夏は思いっきり動き回って、
秋は冬支度始め、冬はエネルギーを蓄える。春に放出する。
当たり前に自然の中で生きる事は、やっぱり居心地がいいんだね~!

って、今日は違う話でした~。

これ、バロンのしっぽのエコマーク。

141210_1558~02.jpg

なかなかおしゃれじゃない!

"この度はバロンのしっぽをご利用いただきましてありがとうございます。
当社はエコのため、
配送用の段ボールはできる限り再利用しております。
あまり美しい荷姿でなく大変申し訳ありませんが、
美しい未来の日本のために、ご理解ご協力いただけましたら幸いです。"
と書いてあります。

再利用した段ボールで、卸先だけでなく、エンドユーザーさんにまで、
通称"エコダン"で送っているらしい。
もっと、格好つけてもいいのにな~と思ってしまうけど。。。
エコダンで送ってクレームは1件も無いとの事。
たいしたもんだ~。

かくいう、この原型は
141210_1559~02.jpg

我がハーブ研究所スパールのエコマーク!
誠実さがあふれてるでしょ?

商品はきっちり!あとはすこ~しご寛容に!
生きるこつ。強弱ですかね?

ささいな事だけど、とてもおおきな事。
このエコダンにご理解をいただける方がいる。すっごいことだね~。

なんかやる気出てきたぞ!
山澤清

2014年12月 1日

たくさんのシアワセを!

minamimura-title.jpg


先週の日曜日、11月というのに暖かい一日で、
翌朝のためにバゲットを買いに行ったついでに夕陽を見に誰もいないビーチへ行ったところ、
あまりに気持ちがいいので洋服のまま飛び込んで泳いだよーワタシ。
続いて犬たちも入ってきて、大きな流木を沖に投げてはみんなでレトリーブする、
という遊びにあけくれた、夢のような時間を過ごしました。

そんな風にたくさんのいつもとはちがう運動をする週末は、
犬たちのゴハンもいつもと違えて大きな楽しみのひとつとしています。

ボウルにドン!と一人前ずつ与えるのではなく、
魚介や野菜を焼くBBQグリルの上で犬たちの肉も一緒にチビチビ焼いて、
焼けた順に一口ずつ食べてもらうというもの。
この日はオージービーフ、牛タン、鶏などのミックスバラエティー!
火を囲んで波の音を聴きながらみんなで一緒に食べる夕食は、
犬たちのシアワセの記憶に残るといいなあ、と思いながら。
たくさんのシアワセの記憶を積み重ねて、良い経験をしてもらいたい。
親が子に思うように、飼い主たちは犬たちにも思っている。

種を超えて育む愛があるというのに、人間同士で戦争が起こる悲しさよ。
そういえば、プーチン大統領はずいぶん動物好きのようですね。
G20でしかめっ面をしていた彼も、コアラを抱っこしたとたんにふにゃふにゃの笑顔になったようです!

動物はすごいな!

71Y3i7DJWOL._SL1500_.jpg


IMG_1237.jpg

10690283_900759566636301_6265378730970099022_n.jpg

2014年11月20日

生の乳の話

asanuma-title.jpg


〈搾りたて牛乳〉は美味しいのか!...岡山と鳥取の県境にある避暑地「蒜山高原」には
ジャージー乳牛が1000頭飼育されている。
一般的なホルスタイン種が乳脂率3.6%なのに比べ5%以上と濃厚なので、
一度飲むと好き嫌いがはっきりするぐらい個性的。
ただ全国で1万頭ほどしかいないジャージー種のうち3600頭、
実に1/3が岡山県内で飼育されているため、岡山っ子にとっては慣れ親しんだ味でもある。
もちろんそれは熱を加えてパックされた乳飲料の話だ。

さて〈搾りたて牛乳〉は美味しいのか!の話。ハイジの世界では憧れの飲み物ではあるが、
菌が増殖しやすくデリケートなため実のところ飲んだことは無かった。ところが、
たまたま訪れた牧場で「乳搾り体験!搾りたて乳プレゼント」というほんわかイベントに出くわしたことで、人生"初体験"となる。

感想...思ったよりさっぱりしているなぁ(どちらかというと水っぽい)。
ただ乳臭くないのは意外。っん?ほんのちょっとだけ苦みを感じるのは気のせいか。

蒜山牧場のジャージーは干し草や飼料ではなく自生している野生草を一日中食べている。
畜産農家の方に伺うと、「草の養分が出てるんじゃろー。
搾りたてなんじゃからマズイわなぁ」とイベント関係者が凍りつく本音を教えてくれた。

取引先の牛乳会社の方から「コクだと感じるのは、熱を加えた時のたんぱく質の焦げ」と教わったことがある。
たしかに「やっぱ牛乳は搾りたてが一番だなぁ!」とはならない。だよねー。
《栄養価が高い食べ物はマズイ!》という私の仮説が、また一つ証明された。

IMG_2135.jpg
岡山・蒜山高原には1000頭のジャージー牛が

IMG_2138.jpg
反芻動物の牛は何度も胃から食べ物を出して咀嚼する


2014年11月10日

もってのほか

yamazawa-title.jpg


食菊の季節になりました。
山形では"もってのほか"と呼ばれています。
語源は色々ありますが、有力な説は2つ。
<もってのほか美味しい>と、<天皇様の花を食べるとは、もってのほかだ!>
さてさて、どちらだと思いますか?
私は怒られるより美味しい方がいいな~と。。。

さてさて、このもってほか山形では広く食菊としてこの時期食べられています。
おひたしにして醤油をかけて食べたり、酢の物にしたりね。

栄養面では、ビタミンやミネラルが多く、特にβーカロテンやビタミンC、ビタミンB群などの多いらしい。
寒い冬に向かって、抗酸化作用の高い栄養素が多いのが特徴のようです。

以前バロンのしっぽさんが庄内に来たときJA直売所で"もってのほか"を、大量に買い込んで行ったけ。
"もってのほか食べると、体内がきれいになる気がするんだとか。。。
確かに食菊には解毒物質"グルタチオン"の生成を高める効果がある。

毎年食べる"もってのほか"も、
こうして改めて調べてみると新しい発見がありました。
松尾芭蕉さんも好んで食べた食菊"もってのほか"。
奥の細道、立石寺あたりでたべたんだべか~
と思いながらいつものおひたしを食べると、格別美味しく感じるものです。

山澤 清

20141110.jpg

2014年11月 5日

f分の1ゆらぎ

minamimura-title.jpg


火はいいなぁ。
と、今更ながらに思います。
そろそろ寒くもなってきたので、火が恋しい季節ですね。
わたしも夕べ、この秋初めてのおうちBBQをしました。
ちょっと肌寒い庭で、炭をおこして手をかざして暖をとり、
毛布にくるまりながらウイスキーなんぞちびちび飲みながら、
ちょっとずつ焼いた野菜やお肉をつまむのは最高にシアワセです。
(あ、このシチュエーションでは自分で焼いてはいないんですね!
 人にやってもらうのが一番ですね!)
傍らには犬たちが満足そうに寝そべり、お腹も充分になってくるとあとは
燃え続ける火を見つめてダラダラとおしゃべりし続けるだけ。
(というのはあくまでも希望で、うちの場合はミカミくんは
満足そうに寝そべりません、最後まで食べ物を狙っています)

f分の1ゆらぎという言葉がありましたね。(fは周波数(frequency)のf)
wikipediaによると、パワーが周波数に反比例するゆらぎのことだそうです。
ニューロンは、生体信号として電気パルスを発射していて、
細胞の発射間隔が1/fゆらぎだそうです。
だから、f分の1ゆらぎは、生体に心地よい快適な感覚を与えてくれるんだそうです。
火は、まさにf分の1ゆらぎ。
波もそうなのかな?
火も、波も、ずっと見つめていても同じ揺らぎが続くわけではないので飽きないし、なぜだか心地よいです。
人の心拍の間隔、ろうそくの炎、電車の揺れ、小川のせせらぎ、
木漏れ日、金属の抵抗、ネットワーク情報流、蛍の光など、すべてf分の1のゆらぎだそうです。

キッチンドッグ!では、クリスマスとお正月の商品の販売が始まっています。
わたしたちは普段、すべてのデリを手づくりしていますが、
数年前、ある大手の企業とのコラボレーションでクリスマスケーキとお節を大きな食品工場で作るという企画がありました。
そこでできあがってきたサンプルを見た時に、わたしたちは愕然として口をぽかんと開けてしまいました。
目の前にあったお節は、蝋細工のように形が完璧に揃って、焦げ目ひとつなく、ピカピカだったのです。
それで、そのありがたい儲け話をお断りしてしまったという話。
機械で作られた出汁巻き卵には、わたしは美しいと感じませんでした。
だって、f分の1のゆらぎがなかったですからね!
『美味しそう!』の中にも、『ゆらぎ』が必要なのですよ!
キッチンドッグ!は揺らぎ続けていきます。

2014年10月27日

黒"豆"来襲!

asanuma-title.jpg


友人の実家丹波から枝についた状態で黒豆がやってきました。

今年も害虫と悪猫をけん制しながらむしります。
塩は小さく振って茹でも短時間。粒は大きくしっかりしていて風味と歯ごたえもさすが。
茹でた分だけ食べちゃうので、この量でも大人2人で1週間かなぁ。
食べだしたら止まらなくなる常習性、丹波黒豆おそろしや。

mame2.jpg
枝付で2キロ分

mame3.jpg
体重4キロメス猫と比較。大きいボール一杯獲れました。

mame1.jpg
水で洗うと輝く黒豆!


2014年10月14日

klenoty

minamimura-title.jpg


klenoty.jpeg
jewelry(宝石)
伝統的なヨーロッパのキッチン

という題名です。

この夏訪れたチェコを出国する前日に、チェコの通貨『コルナ』が余ったので、
何か記念になるものを買おうと思って手に取った、大きくて分厚い立派な本です。
ヨーロッパ各地の代表的な料理が、仕込みから手順までとても丁寧に解説されていて、
しかもデザインがとても美しく、無駄がなく、わかりやすい。
チェコ語は理解できないけれど、ラテン語に似たような発音と、
何度も何度も眺めていると、だいたいこんな材料でこんな作り方かな? とわかります。
それにしても、デザインもさることながら、料理の仕事が美しい。
料理とは、かくして注意深く氣を込めて作らなくては味も美味しくもなく、
みかけも美しくなく、健康に貢献する度合いもちがってくるのではないかとつくづく思います。
食欲や消化・吸収・代謝・排泄能力は、身体の五感を駆使して得られるものなので、
この考えは間違いないと思います。
大好きな料理家の辰巳芳子さんは、料理の作業のことを『仕事』といい、
賃金が発生するものではない家庭の主婦のこのような作業にも
真剣に取り組むべき姿勢が現れています。
それは、何よりも大切な家族や仲間の健康を守り、病気から回復させるベースである
このうえなく大切な作業であるからだと思うのです。
食材や器具の扱いをきれいに清潔にすることにも雑菌を防御するという目的があり、
素材の切り方を美しく整えることにも均等に火入れするという目的がきちんとあり、
灰汁を丁寧に取るという作業にさえ身体に毒になるものを入れないというきちんとした目的があります。
だから、わたしはキッチンは毎度毎度、清潔に掃除されていなければいけないと思うのです。
換気扇やガスレンジ周りに油汚れが残っていないか?
食器洗浄の籠に水滴がたまっていないか?
木部のある調理器具はきちんと乾燥させてから収納しているか?
調味料の容器が不潔ではないか?
ふきんは、水道の蛇口は、スポンジは? etc.
そういったことが、お料理のおいしさにつながり、
それは家族全員の身体の将来につながるのだと思うのです。
この本のタイトルが『宝石』とつけられていることには、
さらにさまざまな意味がこめられているのだろうと推測できますね!
まさに素晴らしい宝石のような一冊になりました。




2014年9月30日

26年度"ぶどう祭り"はじまる

asanuma-title.jpg


岡山はぶどうの収穫が本格的に始まり、我が家も例年通り"ぶどう食べ放題!
"という貴族のような果物生活がスタートしました。今年も去年同様に種無しぶどうが多く、
中でもマスカットの品種改良で生まれた瀬戸ジャイアンツ(桃太郎ぶどう)が直売所を埋め尽くしている状況。
粒をそのまま口に頬張る食べ方が定着してきたようです。


201409301.jpg
売り場で異彩を放っていたのが、ゆうに6房は入っている「ぶどうのダンボール詰め」

「ジュースにどうぞ!」とあるものの、そのまま食べられるぶどうを搾ってジュースに...とは気持ちが乗らず、
我が家ではさすがに食べきれないと判断し購入は断念。品種の違う3房を買って帰りました。

にしても作る大変さを考えると申し訳ない安さ。果物王国の民としてはしっかり食べて地域貢献することにします。

恒例の「ぶどうとキノコをたらふく食べます宣言!」で今年も秋を満喫です。

20140930.jpg
ピオーネの山

201409303.jpg
写真撮る前に食べ始めてしまった"瀬戸ジャイアンツ"



2014年9月13日

Imagination と Creativity

minamimura-title.jpg


夏の蒸し暑さが和らいで、心地の良い風が吹くようになりました。
暑い間、休んでいた汁物を、また毎朝作り始める頃合いです。
といっても、夏の間もお出汁をとってお茶漬けと自家製のぬか漬けを食べていたけどね。
お出汁をとる、というのを皆さんはやっていらっしゃいますか?
多湿で台風の多い日本の気候には、西洋料理のような強い味の食事よりも、
少し柔らかい味だけれど滋養の多い出汁ベースのお料理が、
身体にどれほどよいことかということを聞きました。

スープの神様、辰巳芳子さんによると、
最近出汁をひくことが少なくなった日本人に関して『出汁をひけない理由は、
出汁への認識不足、知識不足、時間不足、気力・体力不足、金不足、
それにちょっぴり反抗心かな』ということです。
わたしは「反抗心」以外のものは全部不足していますけど、
出汁をていねいにひくのは大好きな作業です。
「わたしはちゃんと出汁をひいているんだよ!」
という一種の自己満足でもあるのかな!
それもあるけど、自己満足というよりは、『愛』だと思ってやっています。

キッチンドッグ!のお料理教室では、わたしは皆さんに毎回、毎回
『ごはんを作るときには、思いをはせて』とお願いしています。
食べたものが、どのように消化されて、吸収されて、代謝されて、排泄されるのか。
その過程を思い描いて、少しでも身体に恩するようにごはんを作りましょうと、
しつこく何度も言うのです。

出汁は、昆布と鰹節としいたけなど、滲み出る栄養素の相乗効果のたまものです。
よく熟成した良質な昆布や干し椎茸を、一晩水に浸けておくあいだに
どれほどのミネラルや旨味が染出てくることか。
その椎茸は、空気の美味しい爽やかな山間で育ち、
天日に干されたときにどれほどの滋養を凝縮したことか。
臭みが出る前にタイミングよく湯から昆布を取り出し、
投入した鰹節が沈んでゆく様子を見て「ここでよし!」と火を止めるタイミングを決め、
しばらく置いて丁寧に漉すことで、鰹節から抽出されるアミノ酸はどれほどの旨味をもたらすことか。
それらが単体ではなく、組合わさったときにはどれほどの相乗効果を身体にもたらすことか。
消化され、吸収され、身体のすみずみに行き渡り、血となり肉となり
エネルギーを生み出し、解毒され、今日も家族みんなが(といっても犬だけどね!)
楽しく元気に過ごせることにまで思いをはせる。
これってものすごい想像力であり、お料理を作るということは、
ものすごい創造力なのだと思っているのです。
だから私は出汁をひいたり、ていねいにお料理をすることが本当に大好き。

自分の持てる全イマジネーションを注ぎ、今日もごはんを作りますよ。

20140908.jpg

2014年9月 9日

猫と島と鮮度の極み

asanuma-title.jpg


先日取引先さんが2泊3日で来られたので、地元岡山を堪能いただく計画を立てた。
岡山と言えば瀬戸内の"多島美"。食べることと動物が大好きな方なので、
真鍋島=通称:猫島にお連れすることに。
そこには漁師自らが営む料理屋さんが1軒、
島民と猫目当ての人以外はほぼここに訪れる地元の有名店だ。

neko 1.jpg
島のあちこちにたむろっている島猫

魚は全部生け簀から獲ってきてすぐに調理。
味付けは荒塩ベースで刺身・天ぷら・焼きのみという素材頼りの漁師料理が大皿で出てきて、
訪れたすべての人が食べきれずに「参りました!」と降参するのがお決まりの店。
何故全ての人なのか...それは大将が「お腹いっぱいになった?」と聞きに来て、
隙間がありそうなら料理をどんどん追加するから。
理論的にはお相撲さんが押し寄せても「参りました!」になるのだ。
海に面していて大きないけすも完備。相手が海なので勝負する前から負けることになる。
敗者に手土産よろしく残った料理は折に入れて持たせてくれる。
瀬戸内らしいこんな負けっぷりもいいもんだ。


kani 2.jpg
ワタリガニは真っ二つで塩茹で。そしててんこ盛り。

sakana 3.jpg
写真説明3:舌平目は40センチ級が一匹ドーン!

取引先さんからも「完敗したわぁ~一生しゃべるネタ」と褒めてもらえ、
渾身のおもてなしが完結。
それにしても素材が新鮮すぎるのも善し悪しで、
歯を跳ね返してくる弾力に食後どっぷり疲れた。食事は生きていくための"格闘"だ。




1  2  3  4
このページの先頭へ
プロフィール
プロフィール 南村 友紀
Kitchen Dog!代表
プロフィール 淺沼 悟
ドットわん代表
プロフィール 山澤 清
ハーブ研究所
スパール代表

最近の記事

アーカイブ

リンク