アルモニ・ブログ

2014年5月 7日

足るを知る。 でも、世界中の食材を見て廻るのは楽しい!

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久しぶりに、京都の錦市場を見てきました。
お魚や京野菜に調理済みのお惣菜、京菓子など、
京都ならではの美味しそうできれいな食べ物が、
たくさんひしめきあう小さなお店にならんでいます。
高知でも福岡でも岩手でも沖縄でも千葉でも静岡でも茨城でも、
日本のあらゆる場所に行くたびに道の駅を何軒もまわり、
珍しい山菜や野菜、半加工品などを見てまわるのが大好きです。

それぞれの地方に独特の食物があり、調理しやすいように
灰汁抜きや下茹でなど面倒な作業は終えて、
真空パックの水煮になっていたりするととても嬉しくて
全部欲しくなってしまいます。

地元のお年寄りの方が手作業でていねいに詰めた半加工したものは、
添加物などの心配もない上に真空パックなんていう
ちょっとくらいは日持ちのする工夫がしてあっていいですね!
海外の市場もとても楽しいものです。

タヒチのフィッシュマーケットには色鮮やかなトロピカルフィッシュが並んでいたり、
モーリシャスのバニラ市場や、パリのボンマルシェや、
ニューヨークのグルメスーパーCitarella、フィリピンの野菜市場やミートマーケット、
南仏のマルシェ、ベルギーのお菓子屋さん、マラケシュのスパイスマーケット、
フィンランドのサーモン屋、サンフランシスコのピアの倉庫街にあるキャビア屋さん、
イタリアの漬け物屋さん!

それぞれの土地にはその気候風土にあった食物がとれて、
昔からやってきた方法で加工し、今ではそれを
かなり遠方に暮らす人々が食べることができます。

東京には世界中の美味しいお店がオープンし、
同じように食べさせてくれるようになってはいるけれど、
それでも実際にその場に行って食べるほうが
東京の支店で食べるよりもはるかに美味しく感じますよね。
水や、空気や、気候や、素材が違うから?
さらにはその土地のバイブレーションが違うから?
ほかにもなにか、その土地だけが持ち、
人々を魅了するエネルギーがあるのでしょうね。

世界中からその食事を食べるためだけに人々がやってくる
ラギオールのミッシェル・ブラスや、ロザスのエル・ブジが有名になって以来、
日本でも最近とくに地方のレストランが有名になってきています。
山形のアル・ケッチャーノや、秋田のプランタニエ。
東京からわざわざその食事を食べるためだけに行くという人があとを絶えないようです。
やはり、『発祥の地』というのは何か魅力を持っているんだわ。

キッチンドッグ!でさえ、いまだに『自由が丘のキッチンドッグ!』と
思っていてくれるお客様はたくさんいてくださる。

身近にないものを遠方から取り寄せてわざわざ気候風土に
あわないものを作って食べるよりも、身の回りでとれる新鮮なものを
最低限の加工で少しずつあるだけ食べる。
自分が生まれ育った土地の水を飲む。
地産地消。
フードマイレージ。

色々な視点で、食べ物の地域性について語られている昨今。
なんでもかんでも手に入る東京は特異な地方性だけれど、
とにかくなんでも無理せず、足るを知る精神で暮らしていれば、
無理して熊の手やペンギンの肉やクジラの肉を食べることなどないのにね。

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