アルモニ・ブログ

2014年11月の記事リスト

2014年11月20日

生の乳の話

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〈搾りたて牛乳〉は美味しいのか!...岡山と鳥取の県境にある避暑地「蒜山高原」には
ジャージー乳牛が1000頭飼育されている。
一般的なホルスタイン種が乳脂率3.6%なのに比べ5%以上と濃厚なので、
一度飲むと好き嫌いがはっきりするぐらい個性的。
ただ全国で1万頭ほどしかいないジャージー種のうち3600頭、
実に1/3が岡山県内で飼育されているため、岡山っ子にとっては慣れ親しんだ味でもある。
もちろんそれは熱を加えてパックされた乳飲料の話だ。

さて〈搾りたて牛乳〉は美味しいのか!の話。ハイジの世界では憧れの飲み物ではあるが、
菌が増殖しやすくデリケートなため実のところ飲んだことは無かった。ところが、
たまたま訪れた牧場で「乳搾り体験!搾りたて乳プレゼント」というほんわかイベントに出くわしたことで、人生"初体験"となる。

感想...思ったよりさっぱりしているなぁ(どちらかというと水っぽい)。
ただ乳臭くないのは意外。っん?ほんのちょっとだけ苦みを感じるのは気のせいか。

蒜山牧場のジャージーは干し草や飼料ではなく自生している野生草を一日中食べている。
畜産農家の方に伺うと、「草の養分が出てるんじゃろー。
搾りたてなんじゃからマズイわなぁ」とイベント関係者が凍りつく本音を教えてくれた。

取引先の牛乳会社の方から「コクだと感じるのは、熱を加えた時のたんぱく質の焦げ」と教わったことがある。
たしかに「やっぱ牛乳は搾りたてが一番だなぁ!」とはならない。だよねー。
《栄養価が高い食べ物はマズイ!》という私の仮説が、また一つ証明された。

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岡山・蒜山高原には1000頭のジャージー牛が

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反芻動物の牛は何度も胃から食べ物を出して咀嚼する


2014年11月10日

もってのほか

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食菊の季節になりました。
山形では"もってのほか"と呼ばれています。
語源は色々ありますが、有力な説は2つ。
<もってのほか美味しい>と、<天皇様の花を食べるとは、もってのほかだ!>
さてさて、どちらだと思いますか?
私は怒られるより美味しい方がいいな~と。。。

さてさて、このもってほか山形では広く食菊としてこの時期食べられています。
おひたしにして醤油をかけて食べたり、酢の物にしたりね。

栄養面では、ビタミンやミネラルが多く、特にβーカロテンやビタミンC、ビタミンB群などの多いらしい。
寒い冬に向かって、抗酸化作用の高い栄養素が多いのが特徴のようです。

以前バロンのしっぽさんが庄内に来たときJA直売所で"もってのほか"を、大量に買い込んで行ったけ。
"もってのほか食べると、体内がきれいになる気がするんだとか。。。
確かに食菊には解毒物質"グルタチオン"の生成を高める効果がある。

毎年食べる"もってのほか"も、
こうして改めて調べてみると新しい発見がありました。
松尾芭蕉さんも好んで食べた食菊"もってのほか"。
奥の細道、立石寺あたりでたべたんだべか~
と思いながらいつものおひたしを食べると、格別美味しく感じるものです。

山澤 清

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2014年11月 5日

f分の1ゆらぎ

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火はいいなぁ。
と、今更ながらに思います。
そろそろ寒くもなってきたので、火が恋しい季節ですね。
わたしも夕べ、この秋初めてのおうちBBQをしました。
ちょっと肌寒い庭で、炭をおこして手をかざして暖をとり、
毛布にくるまりながらウイスキーなんぞちびちび飲みながら、
ちょっとずつ焼いた野菜やお肉をつまむのは最高にシアワセです。
(あ、このシチュエーションでは自分で焼いてはいないんですね!
 人にやってもらうのが一番ですね!)
傍らには犬たちが満足そうに寝そべり、お腹も充分になってくるとあとは
燃え続ける火を見つめてダラダラとおしゃべりし続けるだけ。
(というのはあくまでも希望で、うちの場合はミカミくんは
満足そうに寝そべりません、最後まで食べ物を狙っています)

f分の1ゆらぎという言葉がありましたね。(fは周波数(frequency)のf)
wikipediaによると、パワーが周波数に反比例するゆらぎのことだそうです。
ニューロンは、生体信号として電気パルスを発射していて、
細胞の発射間隔が1/fゆらぎだそうです。
だから、f分の1ゆらぎは、生体に心地よい快適な感覚を与えてくれるんだそうです。
火は、まさにf分の1ゆらぎ。
波もそうなのかな?
火も、波も、ずっと見つめていても同じ揺らぎが続くわけではないので飽きないし、なぜだか心地よいです。
人の心拍の間隔、ろうそくの炎、電車の揺れ、小川のせせらぎ、
木漏れ日、金属の抵抗、ネットワーク情報流、蛍の光など、すべてf分の1のゆらぎだそうです。

キッチンドッグ!では、クリスマスとお正月の商品の販売が始まっています。
わたしたちは普段、すべてのデリを手づくりしていますが、
数年前、ある大手の企業とのコラボレーションでクリスマスケーキとお節を大きな食品工場で作るという企画がありました。
そこでできあがってきたサンプルを見た時に、わたしたちは愕然として口をぽかんと開けてしまいました。
目の前にあったお節は、蝋細工のように形が完璧に揃って、焦げ目ひとつなく、ピカピカだったのです。
それで、そのありがたい儲け話をお断りしてしまったという話。
機械で作られた出汁巻き卵には、わたしは美しいと感じませんでした。
だって、f分の1のゆらぎがなかったですからね!
『美味しそう!』の中にも、『ゆらぎ』が必要なのですよ!
キッチンドッグ!は揺らぎ続けていきます。

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