【アルファルファ】
抗炎症作用、抗酸化作用、利尿作用のあるハーブとして知られています。大変栄養素が豊富で、タンパク質、 微量ミネラル、食物繊維、ビタミンA、B1、B12、C、D、E、K、その他葉緑素を含み、健康に良いハーブの代表といえます。
少量のビタミンKは赤血球の再生をうながします。ビタミンKを含むアルファルファは、貧血症の動物にはとてもよいハーブですが、与える量には注意が必要です。
【ユッカ】
尿中のアンモニアレベルを下げ、また便臭を抑える働きがあります。サポニンを多く含み、関節炎の痛みや炎症を抑える働きがあるといわれています。過剰使用や長期間にわたって使用すると、胃の内膜や腸の粘膜を刺激し、嘔吐を起すことがありますので、与え方に注意してください。
【ダンデライオン】
ダンデライオンとは、タンポポ類の中でもっともポピュラーな西洋タンポポのことで、ネイティブアメリカンに親しまれ、利用されてきたハーブのひとつです。肝臓機能の改善に良いといわれています。
【マリアアザミ】
地中海沿岸原産のキク科の草で、オオアザミとも呼ばれます。主成分「シリマリン」は、フラボノイド (ビタミンPとも呼ばれ、ビタミンCと一緒に摂取すると効果が高い)の1種で、肝機能の働きを高める効果があることで知られています。肝臓を守り、再生する作用があります。
【バードック】
バードックとは食用ゴボウのことで、薬用ハーブとしては根が使われます。体内の毒素を排出する作用があるといわれ、すぐれた肝臓の強壮剤で、肝機能障害にも腎機能障害にも使用できる穏やかなハーブです。栄養不足で衰弱している動物には特にお薦めです。
【西洋サンザシ】
心臓のサポートによいハ-ブで、特にヨーロッパでは古くから循環器系の 疾患の治療や予防に用いられてきました。また利尿作用もあるといわれており、古くから肝臓の薬とされてきました。
【マシュマロウ】
かつてお菓子のマシュマロは、この根を原料にして作っていましたが、現在のマシュマロは材料も製法も異なります。呼吸器系、花粉症、風邪、ニキビ、便秘など、その薬効は多岐に 渡ります。安全性に問題はありません。しかし、血糖値を下げるといわれていますので、低血糖症の動物には注意が必要です。医薬品によっては腸での吸収が遅れる可能性もあります。
【エキナシア】
エキナセア、エキナキア、ムラサキバレンギクとも呼ばれ、感染防御、免疫増進、抗菌、抗ウィルス作用で脚光を浴びています。エキナシアは免疫機能を刺激するので、多発性硬化症や白血病、真性糖尿病、ネコウィルス(FIV)など、免疫機能障害の動物には使用できません。
【タイム】
殺菌・抗菌作用に優れたハーブとして有名です。口やのどの抗菌、また歯肉炎に有効とされています。多量に摂取すると月経周期に影響がある可能性がありますので、妊娠中の動物には適度に使用しましょう。
【シベリア人参】
シベリア人参は、その名の通りシベリアに自生する植物「エレウテロコック」の根です。同じウコギ科の朝鮮人参と区別するため、欧米では「シベリア人参」として親しまれています。根や葉に含まれている「アカントシド」という物質は、体力づくりやスタミナ源として愛用されています。心身のコンディションをいつも良好に保ち、スタミナを増強し、ストレスに強くなるようサポートするハーブです。シベリア人参は安全なハーブですが、高血圧症の動物へは使用を避けたほうがよいでしょう。
【ガーリック】
天然の抗生物質、免疫強化物質として知られています。抗菌、抗ウィルス、防虫、血液循環改善作用も知られており、数千年にわたり世界中で健康食品として愛されてきました。ガーリックの作用はアスピリンと同程度の効果があると認められており、アスピリンに含まれるサリチル酸を与えられない猫にはお薦めです。さらに免疫力を高めたり、肝臓強化作用もあるため、高齢の動物にもおすすめです。 これまでに貧血をおこしたことがあれば、量に関係なくガーリックを与えてはいけません。また生まれたての子犬には、ガーリックの入っている食餌は与えないようにします。猫は犬よりもガーリックの作用にずっと敏感なので、より細やかな注意と配慮が必要になります。胃腸の不調や行動の変化をよく観察しておきましょう。 もし、猫がガーリックを嫌がったら無理に食べさせないほうがよいでしょう。
【バレリアン】
バレリアンは、沈静作用があるハーブとして広く知られています。安全で穏やかな鎮静作用があり、身体を リラックスさせてくれます。バレリアンの過剰摂取は、消化器系に不調を生じることがあります。妊娠中の動物には使用しないで下さい。それ以外では安全なハーブです。
【カウチグラス】
呼吸器系の病気には長い間よく使われているハーブです。イネ科の植物で利尿作用、殺菌作用があるといわれ、尿管の優れた強壮剤や殺菌剤としても注目されています。カウチグラスには毒性はありませんが、過度の使用によって嘔吐や下痢を起すことがありますのでご注意ください。
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