2016.08.22食事ケア

専門家がおすすめ!犬の健康にかかせない安全なドッグフードの原材料と成分

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安全なドッグフードの原材料と成分

ペット用品店やホームセンター、CMなどでも見かけるさまざまなドッグフード。成分から値段まで数多くの種類がありますが、違いがわからず値段やパッケージのみで決めてしまってはいませんか?

ドッグフードは、その栄養素や原材料の安全性がパートナーの日々の健康につながっています。今回は、専門家がおすすめする犬の健康を守る安全なドッグフードの原材料と成分についてご紹介します。

原材料表で安全性を見極めよう!

原材料で安全性を確認

ドッグフードのパッケージの裏面には、ペットフード安全法に基づく表示=原材料表があります。
原材料表にはそのフードが何から作られていて、どんな成分が含まれているのかが記載されています。

ですから、原材料表を読めるようになることが、パートナー(愛犬)の健康ケアの第一歩です。

これからお伝えする原材料表から確認するべき4つのポイントをおさえて、愛犬のために、より安全なドッグフードを選んであげましょう。

主原料は何?

原材料は使用量が多い材料から順に記載されています。けれど、最初に動物性タンパク質の表示があったとしても、動物性原料が主体のドッグフードとはいえないものがあるのです。下のグラフを見てみましょう。

主原料は何?

左のグラフのように植物性の原料が列記されている場合、原材料を仲間ごとに足してみると、実は、動物性たんぱく質ではなく植物性の原料が主体のドッグフードということがあります。原材料表の表示順序に惑わされないようにしましょう。

犬は肉食!詳しくはこちら→しつけや健康のため?犬に人間の食べ物を食べさせてはいけない本当の理由

食材の明確性
私たちが口にする食材や加工品を選ぶときには、何の肉なのか?や何が使われている食品か?を確かめますね。愛犬の食事を選ぶときにも、同じように確かめてあげる必要があります。

原材料名を見て、それが何からできているものなのかがわからない材料を使っているドッグフードは愛犬にとって安全とは言えません。

たとえば、ミートミール。ドッグフードにはよく○○ミールという材料が使われていますね。

ミートミールは、哺乳類動物の血液、毛、蹄、角、皮、胃(内容物を除く)とルーメン(反芻動物の第一胃)、排泄物などをレンダリングしたもの

(翻訳:株式会社カラーズ) AAFCO(全米飼料検査官協会)

つまり、どんな動物のどんな部位が使われているのかがわからない原料なのですね。安全とは言いがたいものです。

*レンダリングとは、牛や豚などの家畜から食用となる肉類を除いて、直接食用にできない脂肪を熱で溶かし、肥料や石鹸などの原料になる油脂を生産すること。

食材が明確ではない原材料名

  • 肉類、フィッシュミール、チキンエキスなど →何の肉、エキスが何かわからない
  • 家禽類(かきんるい)など →どんな鳥類か、どこの部位かわからない

いつもあげているフードの袋の裏を見て、一目で何かわからない食材が書かれている場合は調べてみましょう。

加熱によって減る栄養素への配慮
熱が加わるとその栄養がほとんど失われてしまう栄養素にビタミン、酵素、プロバイオティクスがあります。ドライフードは加熱工程があり、それらは加熱した後に添加されている場合がほとんどです。

特に酵素やプロバイオティクスが原材料に含まれていることは少ないので、配慮されていない場合は、食事とは別にサプリメントで補うこともおすすめです。

添加物は何が使われているか
ドッグフードには様々な添加物が使用されています。添加物は、長期保存し品質を保つためには必要なものです。ただし同じ役割の添加物でも安全性に不安がなく、余分な添加物はできるだけ含まないものを選ぶことが大切です。

ドッグフードの添加物で代表的なもの

  • 酸化防止剤
  • その他の添加物(着色料、発色剤など)

酸化防止剤とは
ドッグフードの成分の身代わりとなって酸化されたり、油脂の酸化を防いだり、脂溶性ビタミンの安定化といった役割があり、長期保存のドッグフードには必要なもの。自然由来のものと合成の2種類があります。

OK!天然の酸化防止剤

  • アスコルビン酸
  • ローズマリー抽出物
  • ミックストコフェロール(ビタミンE)

NG!合成の酸化防止剤

  • エトキシキン
  • BHA
  • BHT

その他の添加物(着色料、発色剤など)

着色料や発色剤は見た目を良くするためだけに使用され、飼い主目線でおいしそうに見せるためだけの役割で、犬にとっての栄養、嗜好性には関係がありません。合成のものは発がん性があるといわれるものがあります。

OK!天然の着色料・発色剤

  • カロテノイドなど

NG!合成の着色料・発色剤

  • 赤色○号、青色○号
  • 亜硝酸ナトリウム、硝酸ナトリウムなど

安全な原材料のドッグフードとは

安全な原材料のドッグフード

安全な原料を使い、どんなに栄養価に優れたドッグフードでも、保管方法や管理が悪ければ、ドッグフードの安全性は維持できません。

商品を扱うお店(ネットショップを含む)がどのような商品管理をしているのか、きちんと公開しているところや、万一、取り扱う商品にパートナーの健康を害する問題が発生した場合、その商品をすばやく販売中止にするなどの、品質管理が徹底されているか、など愛犬のために信頼できるお店を選ぶ目を持つことも大切です。

私たちGREEN DOGの専門家達がおすすめする安全なドッグフードとは

  • 合成酸化防止剤ゼロ
  • フードが酸化していないかどうか、適宜、第三者機関で検査しているもの
  • 材料が明確なもの
  • 保管時の温度管理がされているもの(常時26℃以下)
  • 賞味期限が公開されているもの
  • 品質管理が徹底されているもの

犬の食事の安全基準詳しくはこちら→GREEN DOG STANDARD安全基準

犬などのペットに対する食品の安全基準は人間ほど確立されていません。だからこそ愛犬の口に入る食品の安全基準を設けて、取り扱う商品が安全かどうかの情報を開示することは、食事を選ぶ飼い主さんのためだけでなくパートナーの健康に繋がる大切なことなのです。

おわりに

私たちにとって犬は大切なパートナー。健康で、毎日を健やかに過ごしてもらうためには、犬にとって安全な食事を与えることは最も重要なこと

フードを購入するお店が明確な食品の安全基準を持っているかを確認することもパートナーへの愛情のひとつとわかっていても、お店に問い合わせたり原材料表を読めるようになるのは少し大変かもしれません。

であれば、せめて裏に書かれている食材が何かすぐにわかるものを選ぶようにしてあげましょう。

キッチンに置いていないもの、冷蔵庫の中で見たことがない食材などができるだけ入っていないもの、という自分なりの選択基準を決めても良いですね。

選択に迷ったら、信頼できるお店の無料相談などを活用してみましょう。GREEN DOGでは犬の食事に詳しい専門のカウンセラーが無料相談を受け付けています。愛犬にとって安全なフードを選ぶコツもお伝えしています。

制作協力:大鳥 明子(おおとり あきこ)認定ペットシッター、ホリスティックケア・カウンセラー

GEEN DOG相談ルーム

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「犬のココカラ」編集部 チームGREEN DOG 監修・執筆

「犬のココカラ」編集部 チームGREEN DOG 監修・執筆

GREEN DOGの獣医師、トレーナー、カウンセラー、グルーマーなど犬の専門資格を持ったプロたちが一つのチームとなって、責任を持って執筆または監修しています。

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