しかし、多くのオーナー様は毎日うんちをチェックしていても、『いつもと違わないか』を"自分基準"でみている場合が多いのではないでしょうか。
いつの間にか"自分基準"になってしまっているうんちチェック。
でも、その"自分基準"、本当に合っていますか?
理想的な「良いうんち」以外は残念ながらすべて「悪いうんち」といわれています。
「悪いうんち」を「良いうんち」にするためには、どうしたらいいのか...。
これからご紹介していきます!
言葉を話すことができないパートナー(愛犬)にとって、「うんち」は毎日の健康をはかるための大切なバロメーター。
そして、『パートナーの身体から出されているメッセージ』です。
あなたは、パートナーの微妙な変化をすぐに察知できていますか?
しかし、多くのオーナー様は毎日うんちをチェックしていても、『いつもと違わないか』を"自分基準"でみている場合が多いのではないでしょうか。
いつの間にか"自分基準"になってしまっているうんちチェック。
でも、その"自分基準"、本当に合っていますか?
理想的な「良いうんち」以外は残念ながらすべて「悪いうんち」といわれています。
「悪いうんち」を「良いうんち」にするためには、どうしたらいいのか...。
これからご紹介していきます!
皆さまもご存知の通り、食べ物を消化した残りが「うんち」となるわけですが、うんちができるまでには、1~2日間はかかるといわれています。
1口腔
食べ物を引きちぎったり、噛み砕いたりするために歯は存在しますが、犬や猫は飲み込めない大きなものや硬いもの以外は、咀嚼しないで丸呑みしてしまいます。私たちは咀嚼することでアミラーゼ(消化酵素)を分泌しますが、犬や猫は咀嚼してもアミラーゼ(消化酵素)を分泌することはありません。
2胃
食べ物を一時的に蓄え、雑菌も殺してしまう強い胃酸を分泌してタンパク質を分解します。その後、蠕動(ぜんどう)運動によって胃液とよく混ぜ合わされ、粥状になって十二指腸へ送られます。
3小腸
十二指腸・空腸・回腸で構成されています。糖質、タンパク質、脂肪などの消化と吸収が行われています。
4大腸
大腸には消化機能がなく、水分やミネラルを吸収し、うんちを形成、肛門から排出します。
胃や腸などで栄養や水分が吸収され、残った食べカスは、腸内細菌とともに「うんち」となり、排出されます。
腸内細菌のバランスが良いと、「うんち」にもバランス良く細菌が含まれ、臭いの少ない「良いうんち」になり、逆に悪玉菌が多く、バランスが悪くなると、臭くて色の黒い「悪いうんち」となってしまいます。
量:1日に1~3回。きばらずに排泄する。
硬さ:ティッシュでつまんでもくずれず、拾い上げても地面に跡がくっつかない、バナナくらいの硬さ。
形:適度な水分を含んでツヤがあり、コロンといくつかにまとまっている。
色:黒っぽく、濃い黄土色。
におい:鼻につくようなきついにおいではない。
※あくまでも目安となります。パートナーの食事などによっても個体差があります。
パートナーは腸が短い肉食獣なので、穀物が中心の食事では腸でも消化吸収が足りないままうんちとなって排出され、臭く、量も多くなります。パートナーの食性に合った食事は、消化が良く、「良いうんち」を排出することができます。
また、「良いうんち」をだすためには、腸の健康を保つことも大切です。腸の環境を整えてくれる腸内細菌は、ストレスや科学的な添加物の影響を受けやすく、バランスを崩してしまいがち。善玉菌を効果的に摂取することで、以下のような役割を果たします。
したがって、「悪いうんち」を見過すことは、さまざまな疾患を招く危険があるのです!
うんちドリルで残念ながら「悪いうんち」になってしまったパートナーのうんち。
しかし、そのほとんどは、食事で改善されるものばかりです。
パートナーの体質や体調に合ったフードやトッピングをチョイスして、毎日健康的な良いうんちにしましょう!
犬本来の食性に近いお肉たっぷりのフードを!
普段あまり飲まない水分を手軽に補給!
犬ごはんを替えずにトッピングでサポート!
うんちの健康は身体の健康と密接に関係しています!たかがうんち、されどうんち。
調子の悪い時も本能的に隠してしまうパートナーだからこそ、毎日のうんちをしっかり観察して、パートナーの小さなサインも見逃さないようにしたいですね。目指せうんち博士です!