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D&C獣医科クリニック院長 加藤明久先生

加藤先生ご自身が最良だと思われる、愛犬の食事をお聞かせください

最良な食料は、やはり愛情のこもった手作りでしょう。 食材にもこだわり、我々が食べるものと同じものを使い、イヌの生体の特性を充分に考慮した食事が理想です。 しかし実態はほど遠く、我が家の愛犬は、三共ライフテック(株)社製のドライフードを主食としています。

その食事を選択されている理由をお聞かせください

一番の理由は、動物病院専用に売られているという点でしょう。 ただ、この点が他社製品に比べ良質であるとか、我が愛犬に最適であるとは思いません。つまり、ただ何となく使っているのが現状です。
実は、何年か前にこの商品を導入した際には、彼にはあまり好んだ様子はなく、時々食べ残していました。ちょうどその頃、Q1で答えた通り、私自身の“手作りが一番”という考えを実践すべく、約3ヶ月程度様々な手料理を試行錯誤しながら彼を実験台にしました。

彼は、そのどれも大いに喜んで食べてくれました。私たちも大変充実しておりました。その後、時間的に手作り食をメインにできなくなり、改めて前出の商品を与えてみると、以前とは全く別人(犬)の様に、大変喜んで食べてくれましたので、それが現在まで続いています。

愛犬への食事を模索されている方へメッセージをお願いします

過去から現在そして未来でも、いまのペットフードの形は維持されるでしょう。 そこで、どうしても疑問に残るのが“良すぎる保存性”です。我々人間用の総合栄養食品で、あれだけ保存性に優れた食品はありません。もし生き物にとって正しい技術で作られているとすれば、宇宙食に採用されても不思議ではないでしょう。

その疑問を可能な限り払拭してくれるのが、手作り食であり、市販品であれば、冷凍食やレトルト食であると言えます。その中でも、特にイヌ・ネコの特性を考えた生肉食は、現在我々が手に入れる事のできる最良の食事と考えます。

価格など、いろいろな意味での飼い主側の条件や、特定の食材に対するアレルギーの問題などがクリアーできれば、是非生肉食をお勧めしたいです。使い方も工夫次第で様々です。ササミをボイルしたり、電子レンジで“チン”するより、よっぽど現実的です。

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