2014年7月の記事リスト
2014年7月28日
きゅうり
きゅうりが美味しい季節ですね。
旬のきゅうりには、他の季節のハウスものに比べて倍以上のビタミンCが含まれていて、
ほとんどが水分なので水を飲むよりきゅうりを齧るほうが身体に優しい水分補給になりそうです。
ほとんどが水分なので水を飲むよりきゅうりを齧るほうが身体に優しい水分補給になりそうです。
先日、いつも行く海で、地元の方にたくさんのきゅうりをいただきました。
自分の庭で作った自家用のきゅうりを、目の前でもいで袋に詰めてくれたので、
都会っ子はちょっと興奮してしまいます。
都会っ子はちょっと興奮してしまいます。
一面にイボがついていて、ブルームが豊富!
きゅうりのブルームは、乾燥や雨などから自身を守るためにきゅうりが自然に生成する成分です。
それが農薬のように見えるからといって、消費者がいやがったために、
ブルームがつかない品種改良されたきゅうりが普及してしまいました。
でも、乾燥や雨から守ってくれていたブルームがなくなったために、
その代わりに皮が厚くなって実が柔らかくなってしまったのです。
ブルームがつかない品種改良されたきゅうりが普及してしまいました。
でも、乾燥や雨から守ってくれていたブルームがなくなったために、
その代わりに皮が厚くなって実が柔らかくなってしまったのです。
イボも嫌だそうで、イボもないように品種改良されてしまいました。
これではまるで、工業製品みたいですね。
今回いただいたのは、四川きゅうりという品種で、イボもブルームもたくさんついています。
皮が薄くてイボによる傷がつきやすいため、日持ちも悪いので、流通していないそうですが、
皮が柔らかくて味も香りもよく、歯ごたえもとても良いので、
自分で植えて楽しむには最高のきゅうりだそうです。
皮が柔らかくて味も香りもよく、歯ごたえもとても良いので、
自分で植えて楽しむには最高のきゅうりだそうです。
きゅうりにはビタミンCを破壊する酵素が備わっているので、
酢と一緒に食べるとよいとか、加熱するとよいなどとずっと言われてきた現代栄養学ですが、
最近になって、この酵素は食べたあとの体内では活性を失うというのが発見されたそうです。
酢と一緒に食べるとよいとか、加熱するとよいなどとずっと言われてきた現代栄養学ですが、
最近になって、この酵素は食べたあとの体内では活性を失うというのが発見されたそうです。
栄養学は、どんどん更新されていきますからついていくのも大変ですが、
良い方向に変わる分にはウェルカムですよね。

良い方向に変わる分にはウェルカムですよね。

2014年7月22日
野菜ジュース=りんご最強説
直売所が好きで、休日時間がとれると季節野菜の"収穫"にでかける。
元々の狙いは果物やキノコで、野菜とくに葉物は有機栽培を行っている実家から
のんびりと調達していた我が家。
それがヴァイタミックス(ジューサー)で作った野菜ジュースを毎朝飲む消費スピードになってから、
週末の"収穫"がないと間に合わなくなってきた。
今時期の直売所は新鮮で色とりどりの夏野菜が大量に手に入るので助かる。
この前もトマトやシソ・ニンジン・ピーマンなどどっさり持ち帰り、
当面のジュース用食材が整ったので満足しているところだ。
そんなアクの強い個性的な野菜を束ねる存在が「リンゴ最強説(暫定)」となる。
我が家の野菜ジュースは都度原料の配合が変わる為に同じ味になることはないが、
毎日味の感想を聞く妻の口癖が「...やっぱリンゴは最強じゃな...」。
"栄養価の高い野菜ジュースはまずい"というのが口癖の私だが、
しらずにリンゴへの高評価を出しているらしい。
備蓄技術が優れ、年中手に入るリンゴ。季節ではない今は希少品だが、
食品スーパーに行くときは必ず棚チェックをする。
ちなみにリンゴの次にくる重要食材は小松菜...妻曰く栄養豊富で味が整うそうだ。

ある日の材料。アリもの適当レシピ。

見た目は悪くないが味は飲んでから。
2014年7月15日
雨の日に思う
台風が近づいていますね.
今年は晴れ間の少ない6月でした。
こういう時は畑仕事は一休み。
あ~、たまにはゆっくりすっか~!と、言いたい所ですが、
雨続きの日は、農作物で作る商品をしっかり作り込めるチャンスでもあるのです。
ワンちゃん好きの皆さんが大切に使ってくれるバロンシリーズや、アルモニの商品を、
雨降りの時に作っている訳です。
作物を生産して出荷しているだけでは、農家はなかなか厳しいもんなんです。
それでも、ここ庄内には志をもって農家として生計をたてていこうという勇者が、
私を頼りに少しづつやって来ています。
私はその勇者達に、農家として生き残れるだけの、
作物の栽培から漬け物製造等の2次加工の指導までしていますが、
昨年の庄内での大水の時に、
一所懸命育てた人参が川に流され、
水面に浮かんだ赤い人参の姿は、作った人の血の涙みたいにみえたっけ。
たる事を知る。
良い言葉です。
大賛成です。
私はたまたま自分で作ったものをお届けする立場にいますが、
この立場の人間が*たる事を知る*と思う事なく、
自分の満足のために事を無視したり湾曲してしまったら、
誰かが苦しむだけですからね。
慎み深く思いやりのある人は、
そういった人に支えられているものです。
雨の日は、すこしいろんな事考えます。
山澤清
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