簡単!子犬用手作りおやつのレシピ
子犬のためにおやつを選ぶのはとても楽しいことですね。手づくりだとさらに食べてくれたときの喜びは大きくなります。犬の手づくりご飯は栄養バランスのことを考える必要がありますので、少々ハードルが高いですが、おやつだと比較的気軽にチャレンジできます。
そこで今回は、ホリスティックケア・カウンセラーの山本が、簡単に作れる子犬用手作りおやつのレシピをご紹介します。
※おやつは与え方によってメリットにもデメリットにもなります。与えるおやつの硬さや量にも注意が必要です。
注意点についてはコチラ⇒子犬用のおやつ選び~いつから、どんなものを、どれだけ与えれば良いの?~
子犬に与えやすいおやつを作る

素材はできるだけシンプルに
犬用おやつは、意外と身近な材料で簡単に作ることができます。パートナーの健やかな成長のためには、出来るだけ化学的なものを含まず自然食材で作ったものを与えたいものですね。その点、飼い主が選んだもので作ることができるのが手作りの最大の特徴であり魅力といえます。子犬がどんなものを喜ぶのか、楽しみながらよく観察してくださいね。
手作りおやつレシピ3種
簡単に作れる子犬用のおやつレシピをご紹介します。食べやすいおやつなので子犬用はシニア犬にも応用できます。ぜひ、気軽に作ってみてください。パートナーの喜ぶ顔をみたら手づくりすることが楽しくなっていくこと間違いなしです。
手作りおやつ:入門編
■ささみジャーキー(乾燥肉)
<材料>
ささみ
シンプルに乾燥させただけですが、パートナーに大人気のおやつです。
ちいさくちぎって与えてくださいね。
<作り方>
1.ささみを半分の厚みにスライスし、さらに叩いて薄く延ばす。
2.160度に温めたオーブンで30分程度焼く
3.水分がなくなり、カリッと乾燥した感じになれば出来上がり。
同じ作り方で、野菜(サツマイモ、レンコンなど)を乾燥させるのもおすすめです。
オーブンの焼き時間はご家庭の機器によって違ってきます。
手作りおやつ:初級編
■かぼちゃボーロ
<材料>
茹でたかぼちゃ60g
片栗粉15g
水20cc
かぼちゃのほのかな甘みがあり、カリカリとすぐに食べられるのでご褒美用にもおすすめです。
<作り方>
1.茹でたかぼちゃと片栗粉をボウルに入れて混ぜる
2.1のボウルに水を少しずつ加えながらまんべんなく混ぜる
3.直径1cmから1.5cm程度の大きさに丸める
4.160度に温めたオーブンで20分程度焼いたら出来上がり
ボーロは、かぼちゃ以外でもさつま芋などでもアレンジが可能です。パートナーの様子を見ながら好みの味で作ってあげましょう。
手作りおやつ:中級編
■バナナマフィン
<材料>
米粉70g
ヨーグルト80g
ココナッツオイル大匙3杯
ベーキングパウダー2g
バナナ1本
バナナの甘味が十分に感じられ、人が食べてもとてもおいしいマフィンです。
<作り方>
1.ボウルに米粉とベーキングパウダーを入れて良く混ぜておく。
2.別のボウルにヨーグルト、ココナッツオイル、細かく切ったバナナを入れ、バナナをつぶすようによく混ぜる。
3.2のボウルに1の粉類を入れてさっくりと混ぜる。
4.180℃に温めたオーブンで20分焼いたら出来上がり(直径4センチ程度のマフィン型の場合)
消費期限は、いずれのおやつも3日程度です。乾燥の程度や季節によっては早めに傷むことがありますのでご注意ください。
人も楽しめるおやつですから、多めに作って一緒に食べてもいいですね。
まとめ
子犬用手作りおやつのポイントは、消化に優しくなるべく自然の素材のみで作れるものにしましょう。おやつはあくまで、ささやかな楽しみのもの。成長のための栄養素は主食で十分に摂れるよう与えすぎないように注意してください。市販の商品に含まれているような長期保存が可能になる添加物を使わないため、日持ちがしません。早めに消費できる量だけを作るようにしましょう。
手づくりすることに慣れることは、シニア期の食事介助が必要になったときにも役立ちます。ぜひ、チャレンジしてみてください。
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山本 由能(やまもと ゆの) ペットフーディスト、ペット栄養管理士、犬の食事療法インストラクター上級師範

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