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子犬のおやつ選びに外せないポイントとは?
スタッフコラム33話目
犬は食べることが大好き。だから私たちは与える喜びを感じるのでしょうね。
おやつは絶対必要なものではないですが、パートナーの楽しみや私たちとのコミュニケーションのサポートに便利なものです。
犬用おやつはガムやジャーキー、クッキー、乾燥フルーツなどバリエーション豊か。
ストレス発散用や歯磨き用、しつけ用など用途別にもたくさんあって迷います。
実際、子犬を迎えて間もないオーナー様からはおやつ選びのご相談をいただきます。
目的によりますが、まず着目すべきところがあります。
今回は、子犬のおやつ選びに絶対に外せないポイントについてペットフーディストが説明します。
子犬の体を意識する
子犬がカリカリのドライフードを問題なく消化できる段階でも、何を与えても良いわけではありません。
子犬のおやつ選びに一番気をつけなければならいのは"硬さ"です。
子犬の胃や腸といった消化器官が成熟するのは生後6か月以降です。
それまでは内臓が繊細で傷つきやすいため、硬いまま飲み込む可能性があるものは避けるべきです。
もちろん生後6カ月を過ぎても成長のレベルには個体差があるので用心しましょう。
念のため、はじめて与えるものは少量ずつから与えます。
また、すぐに体調の異変に気づけるよう食べる様子を観察できることが大事です。
月齢別のおすすめ商品
おやつの硬さの目安となる商品を月齢別にご案内します。
【生後3カ月未満】
ころころボーロ ヤギミルク:メレンゲがベースなのでサクッと崩れるやさしいボーロです。
【生後3~6カ月未満】
プロバイオビスケット オメガ:硬すぎないクッキー。乳酸菌使用でお腹の健康にも配慮しています。
ヤギミルクビスケット:生乳をたっぷり使用したビスケット。歯ごたえはありますが手でも割ることができる硬さです。
【生後6カ月以降】
ターキーアキレス ショート:噛むためのおやつですが、アキレスの中でも薄いタイプなので食べやすいです。
【生後1歳以降】
豚耳GUMGUM:コラーゲンたっぷりの豚耳。とても噛みごたえのあるおやつです。
子犬期のなんでも噛みたがる欲求を満たしてあげようと、硬いものを選びがちです。
ですが、子犬にとって硬すぎるものはリスクがあります。
たとえば、よく見かける蹄(ひづめ)。私たちは成犬にもオススメしません。
硬すぎるので、折れる、摩耗する、など歯の健康を損なう危険があります。
まして、飲み込んでしまったらと想像するととても怖いですね。
まとめ
子犬期に大事なのは健やかに成長してもらうこと。
そのためには子犬に適したおやつを選んであげてください。
今回は硬さに注目してご案内しました。
嗜好性に注目するとまた違うお話がありますので、それはまた別の機会に。
それでは、心配のないおやつ選びを楽しんでくださいね。
不明点などありましたら、GREEN DOGのケア・カウンセラーまでお気軽にご相談ください。
ご相談は無料
ごはんの窓口はこちらから筆者
ペットフーディスト、 アドバンス・ホリスティックケア・カウンセラー、 ペット栄養管理士、 犬の食事療法インストラクター上級師範
山本 由能(やまもと ゆの)
現在の愛犬との生活がきっかけで犬の食事や心のケアについて勉強を始めたことがご縁となりGREEN DOGへ。
自身も飼い主のひとりとして愛犬との生活を楽しみ介護も経験。
日々の業務では主に犬の栄養学や健康維持に関する情報を発信しています。