2013年3月 1日
世界のペットショップ・インドネシア編
今日の東京はコートがいらないくらいの気候で、めっきり春めいてきましたねえ・・・
お出かけの季節到来です。
さて、寒い日本を抜け出して先日インドネシアのバリ島にいってまいりましたので
インドネシアのペット事情ってどんなの?と興味津津で見てきた
様子をお伝えしますねー♪
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まずビックリしたのが、街中で結構見かける「pet shop」の看板!
こんなブランドと一体になった看板、よくみかけました。
看板犬がお出迎え。ぐいーん。
お店の中は空調がきいてて、清潔感もあり、なかなかいい感じ。
棚一面にケア用品が、ズラー。
それから各ブランドドライフードの大袋。
そしてそして、でた!
以前のブログでタイのペット事情をご紹介した時も登場しましたが
これぞアジア~な、子袋売りです。
これは、アジアじゃ必須商品です。
1袋だいたい、100円くらいでした。
こんなものも発見しました。
グルーミングのデリバリーサービス。
専用に改造された車で出張サービスしてくれるそうな。
これ、いいですね!
そして私が訪れたお店ではどこも生体販売がありませんでした。
かわりにレジ近くのコルクボードにずらっと張り紙が。
基本、譲ります・もらいますがインドネシアの犬猫の迎え方のようです。
これは、現地のひとにも聞き取りしたのですがお店売ってるのは
見たことがないし、買う人もいないんでは?だそう。
ごく少数、売っているお店もあるのだそうですが、犬種が限られているため
やはりほとんどが譲り受けで飼い始める人が多いのだとか。
それから、アジアにしてはやせこけた野良犬が少ないな、
と思っていたのですがこんな施設がありました。
Bali Animal Welfare Association
ここは、野良犬の不必要な保護活動は行っていません。
そのかわり、
1.去勢・避妊手術を行うことで、出産頭数制限を促す
2.地元小学校で正しい動物に関する知識や教育を無料で提供
3.動物病院を運営。支払い能力のない人でも、無償でサービスを受けることができる
4.上記のプログラムを提供したうえで、野良犬には定期的にフードを配ってまわる
(やせた犬のみ、ふくふくとした子は除いているそう)
こんな活動を10年以上続けているそうです。
街中では、よくこの団体の募金箱をみかけましたし、この施設を卒業した
獣医師さんは現在インドネシア各地で活躍しているとのことで、
活動がしっかり地元に根付いているようでした。
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タイを訪れたさいも感じたのですが、アジア各国のペット事情が今まさに
「番犬・ねずみよけとしての猫」ではなく、「愛情を注ぐ対象としてのペット」に
変化しつつある時なのだなあ、と感じられてとても興味深かったです。
こんなところにGREEN DOGができたらなあ・・・と妄想せずには
いられない、ticaでしたー。
ではでは。