No1.初めての犬に保護犬を迎えて ~「佐助」と出会って人生が変わった~

『「佐助」と出会って人生が変わりました』とにこやかに話すのは、2015年2月に里親になった保坂はる奈さん。ずっと猫派で、犬との暮らしは里親になって初めての経験。
湘南譲渡センターから佐助を引き取って里親になった保坂さんに、佐助との出会いや暮らしについてお聞きしました。

保護犬と暮らすってこんなにステキ!

保護犬と暮らすってこんなにステキ!

保護犬と暮らすってこんなにステキ!

佐助くんとの出会いについてお聞かせください。

佐助と会ったのは、交通事故で亡くした愛猫にそっくりな保護猫を迎えようとした日でした。その猫ちゃんは別の家庭に迎えられたあとで、がっかりしながら歩いていたときに、GREEN DOG湘南に保護犬がいることを思い出して、立ち寄りました。
譲渡センターに入ったら、佐助が目に飛び込んできたんです。キラキラ光っていて綺麗で、触らせてもらったらとても人懐こくて可愛くて。佐助しか目に入りませんでした。保護犬がどうというのも頭になかったです。それからは毎日のように通ってお散歩の練習をさせてもらいました。

迎えようと思ったとき、どのようなことを不安に感じましたか?

8歳の先住猫がいることと、犬と暮らしたことがなかったので、不安の方が大きかったです。「命を迎えるのは大変なことだよ」と主人からも言われましたし、初めての犬だからフードとかお金がどのくらいかかるのかも心配でした。

迎えることに決めた理由は?

家族会議で検討してもなかなか決断できなかったんですが、何回目かの家族会議で長男の「明日迎えに行くぞ!」というひとことに背中を押されたんです。その一言に後押しされて、佐助を迎えることになりました。

迎えたあとに、困ったことや大変だったことはありますか?

佐助を迎えた後、息子も私も犬アレルギーだったことが分かったんですが、薬を飲みながら過ごしているうちに免疫が高まったのか、治まったんです。一緒に住むってすごいですね。
一緒に暮らす中で、佐助の体調が悪くなったときや飼い方、しつけの仕方とか悩むときもあります。でも、そんなときはすぐGREEN DOGに行きます。GREEN DOGとピースワンコ・ジャパン、両方のスタッフさんがどんなことでもアドバイスしてくれるから、安心して頼っています。

迎えたあとに、良かったなと思うことはなんですか?

佐助が来てから、「今日のサスちゃんはどうだった?」とか、夫婦での会話が弾むしケンカも少なくなりました(笑)。運動量が増えたし、規則正しい生活になりましたね。
初めての犬だったので最初は不安の方が大きかったけど、佐助を通していろんな方々とのご縁が繋がりました。犬仲間に「佐助ママ」「サスママ」とか呼ばれるのも新鮮でした(笑)。世界が広がったし、わたしの方が佐助から幸せをもらっています。

佐助くんとの日常やエピソードをなにかお聞かせください。

寝ている佐助をしつこくかまっていて、歯を当てられたことがあるんです。「うー」と威嚇されていたんですけど、喜んでいるんだなあと勘違いしちゃって。見ていた主人から大笑いされましたけど、歯を当てられて嬉しかったですよ。そのあと佐助は申し訳なさそうにチラチラ見ながら反省しているみたいな様子で。呼んだらすぐきて可愛かったです。
いくら飼い主でも動物をなめちゃいけないんですよね。命ですから。犬はオオカミ、猫はライオンと思わなきゃ(笑)。犬や猫たちからいろいろ学ぶことは多いです。

佐助と一緒にこれからどんなことをしたいですか?

佐助はお年寄りの飼い主から置いて行かれた子だと聞いているので、その時の佐助の気持ちを考えるとジーンとくるんですよ。佐助がうちに来て良かったと思うように、うんと幸せにしてあげたいです。

保護犬を迎えようと思っている方へのメッセージをお願いします。

譲渡センターにいる保護犬を見て"かわいそうに。こんなに可愛いのに捨てるなんて!"という人もいますけど、そういう気持ちは持って欲しくないんです。これから幸せになるんだから、過去は関係ないでしょう? この子を幸せにしたい、幸せにしてあげたい、という気持ちで、前向きに家族になることを一人でも多く真剣に考えてもらいたいと思っています。

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