ペットフーディスト監修!わんレシピ

No.249 タラとじゃがいものスープゼリー

  • 調理時間:20分(冷やす時間含まず)
  • カロリー:150kcal

タラとじゃがいものスープゼリー

レシピ考案者のコメント

タラの身とじゃがいもにほんの少量のニンニクを加えたスープ。ゼラチンを入れて冷やし固めることでシニア犬にも食べやすいスープになりました。夏バテ時のときには犬もこういう食事なら食べられる場合がありますが、冷たいものをたくさん食べるのはお腹を冷やすので間食やトッピングがおすすめです。

材料

  • タラ       80g
  • じゃがいも    100g
  • 舞茸       20g
  • パセリ      少量
  • ニンニク  薄切り2枚
  • ゼラチン     5g
  • 水        300ml

※目安は体重4kg小型犬の3日分のトッピングです。
トッピングする分ドライフードを減らしてくださいね。

作り方

  1. タラとじゃがいものスープゼリー作り方1

    1 準備

    ニンニクはスライスにしたものを使います。
    購入した時にまとめて処理をして小分け冷凍しておくと便利です。
    ニンニクを与えることに抵抗がある場合は無しでけっこうです。
  2. タラとじゃがいものスープゼリー作り方2

    2 切る

    材料をすべて小さく切ります。
    パセリはみじん切り。(こちらも購入時に処理して冷凍しておくと良いでしょう)
    じゃがいもは8mm角のサイコロ状に。
    タラは小さく10~20㎜ていどに。
    舞茸はできるだけ小さ細切りに。微塵切りでもいいです。
  3. タラとじゃがいものスープゼリー作り方3

    3 煮る

    水300mlとパセリ以外の材料をすべて鍋に入れ加熱します。
    ときどき灰汁をとりながらじゃがいもがやわらかくなるまで煮たら火を止めます。
  4. タラとじゃがいものスープゼリー作り方4

    4 固める

    火を止めた鍋にパセリを入れる。
    最後にゼラチンをふり入れてよく混ぜて溶かす。
    容器に移し替え、冷蔵庫で冷やし固まったらできあがり。
    ※ゼラチンがお腹に合わない場合もあります。
    冷えたものをたくさん食べるとお腹を冷やすのでトッピングで与えるのがおすすめです。

手作り食へのステップ

① 注意が必要な食材を知る

ネギ類(タマネギ、長ネギ、ニラ、アサツキなど)
溶血性貧血や血尿の原因に。スープの汁も避ける事をおすすめします。

チョコレート
中枢神経興奮作用があるので、大量に食べると死に至ることもあるといわれています。

生卵の白身
生の卵白に含まれるアビジンという成分が腸内でビオチンと結合し、その吸収を阻害します。
ビオチン欠乏症になると、下痢、食欲不振、皮膚疾患などが生じます。

調味料(砂糖・塩など)
香辛料、カフェインの入ったもの。

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② 1日に必要なエネルギー量を知る

体重/kg 2 4 8 16 24 30 40
必要量/kcal 212 356 599 1008 1,366 1,615 2,004

上記必要量は健康な成猫(避妊・去勢済)の目安になります。
パートナーの年齢、運動量に合わせて必要量は異なるため、適切な調節をしてください。
(※避妊・去勢をしていない場合は上記のおよそ1割増し、シニア期は1割減らすのが目安です)

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③ 栄養バランスを考える

犬は私たちヒトより肉が多めの食事になりますが、雑食動物として進化しているので野菜、きのこ、海藻または炭水化物源(米やじゃがいもなど)も必要です。そのため毎日手作り食のみを与え続ける場合はしっかり栄養計算が必要ですが、たまの1日分やトッピング(食事の2割程度)ならそれほど気にせず気軽に作ってくださいね。

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レシピ考案

ペットフーディスト、アドバンス・ホリスティックケア・カウンセラー、ペット栄養管理士

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