① 注意が必要な食材を知る
ネギ類(タマネギ、長ネギ、ニラ、アサツキなど)
溶血性貧血や血尿の原因に。スープの汁も避ける事をおすすめします。
チョコレート
中枢神経興奮作用があるので、大量に食べると死に至ることもあるといわれています。
生卵の白身
生の卵白に含まれるアビジンという成分が腸内でビオチンと結合し、その吸収を阻害します。
ビオチン欠乏症になると、下痢、食欲不振、皮膚疾患などが生じます。
調味料(砂糖・塩など)
香辛料、カフェインの入ったもの。
② 1日に必要なエネルギーを知る
体重/kg |
2 |
4 |
8 |
16 |
24 |
30 |
40 |
必要量/kcal |
212 |
356 |
599 |
1008 |
1,366 |
1,615 |
2,004 |
上記必要量は健康な成犬(避妊・去勢をしていない)の目安になります。
パートナーの体重や年齢、運動量に合わせて必要量は異なるため、オーナー様が様子をみながら判断し、調節してください。
(避妊・去勢をしている場合は1割、シニア期は2割、目安量より少なめに与えてください。)
③ 栄養バランスを考える
何をどれだけどのように食べさせるか‥が大切!
犬は雑食ですが、肉中心の食事が好ましいと考えます。 三大栄養素など細かいことを言うときりがありませんが、私は動物性タンパク質の肉や魚、卵が6割、残りの4割で野菜、豆類、キノコ、海草などを使っています。グラムやカロリーで考えると野菜類が大量になってしまうので、見た目の比率で考えてください。