お腹の健康ための食事ポイントは、主に次の5つです。
1お腹に優しい食事
脂肪は消化に負担をかけます。低脂肪で高消化率の食事に切り替えてあげます。
2消化を助ける
消化酵素を食事に加えることは、消化を助けるのに有効です。
3善玉菌を増やす
正常な腸内環境を整えるために、悪玉菌を減らして善玉菌を増やします。
4繊維質の活用
発酵性の繊維質は、お腹の細胞に栄養を与えます。うんちがいつも緩いなどの悩みのあるパートナーには、毎日の食事に加えてあげるのがおすすめです。
5フードをふやかす、もしくは少量頻回にする
シニア犬や胃腸が弱いパートナーには、フードをふやかして与えるか、1日の量を小分けにして(少量頻回)与えてみてください。
<こんな場合はすぐに病院へ!>
腸は、食べ物はもちろん、自律神経や消化に関わる臓器、感染症、全身の病気に密接に関係しています。長引く下痢・便秘や激しい下痢がみられる場合には、速やかに動物病院での診察を受けましょう。子犬やシニア犬は急に衰弱したり脱水したりする恐れがありますので、すぐに診察を受けてください。