愛犬の春の肝臓ケア

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愛犬の春の肝臓ケア

スタッフコラム20話目

愛犬イメージ

春は肝臓をケアすべきなんてことをよく聞きませんか。
冬の間は寒さから運動量が少なくなりがち。
体の中には消費されなかった余りもの(栄養素)や
老廃物が溜まってしまうそうです。

春になると気温があがり体や心が活発に。
すると、体の中の要らないものを掃除するために
肝臓が大忙しになるのです。

今回はそんな肝臓を労わるケアについてケア・カウンセラーが説明します。

肝臓の仕事とは

私たちやパートナーにとって生命維持に必要なタンパク質。
必要な栄養素なのに、体内に入って使われるとアンモニアという毒素ができるんです。
肝臓はこの毒素を尿として体の外に出せるよう無毒化する仕事をするのです。

毒素以外にも体の中で余った栄養素や古くなった細胞などが老廃物となり。
冬は活動量が少ないためこれらが溜まりやすくなるようです。

これらを速やかに流し出すための血液を作り出すのも肝臓の仕事。
体が元気に動けるようエネルギーを作るのも肝臓。
いろんな仕事をしてくれています。
人も犬も共通ですが肝臓には主に3つの働きがあります。

その他の肝臓ケアの情報についてはこちらもご参考ください
◇スタッフコラム:第15話「愛犬の肝臓の数値が気になったら」

肝臓の養生のコツと食材

<養生のコツ>
・食事は適量を意識し、与えすぎないようにする(過食は禁物)
・春は酸味のある食べ物、または抗酸化栄養素をいつもより意識する
・ゆっくり眠れる環境をつくり、心身ともにリラックスできるようにする

<おすすめ食材>
酸味のある食べ物
(例:リンゴ酢、梅干し、トマト、柑橘系果物など)
抗酸化栄養素の豊富な野菜
(例:小松菜・チンゲン菜・セロリなどの葉野菜、トマト、ブロッコリーなど)
消化や吸収をサポートする食品
(例:ヨーグルト、リンゴ酢など)
元気の元となる食品
(例:レバー、牡蛎)

※おすすめの食材もそればかり与えすぎるのは禁物です。

さらにワクチン接種に備えて入念なケアをしておきたい場合は
肝臓サポートに役立つサプリメントも良いでしょう。
ただし、サプリメントも漫然と続けるのは避けてくださいね。
必要な期間のみ与え、必要でないときは休止しましょう。

<肝臓ケアにおすすめのサプリメント>
・ハーブのレシピ粉末状のサプリメント:ヘパフィトfor K9
・細胞のダメージ修復に役立つサプリメント:還元型コエンザイムQ10
・肝機能だけでなく脳にも。シニア犬におすすめの栄養素: ピュアタウリン

まとめ

閉じこもりがちな寒い冬が終わり、暖かくなると気持ちも開放的になります。
気持ちが元気になってくるので、食欲も旺盛に。
でも、いつもより量を増やすと内臓に負担がかかります。

春は元気なのにお腹を壊しやすいな、と感じたら、
フードやおやつの量が増えていないか見直してくださいね。

不明点などありましたら、GREEN DOGのケア・カウンセラーまでお気軽にご相談ください。

筆者

愛犬とペットフーディスト

ペットフーディストアドバンス・ホリスティックケア・カウンセラーペット栄養管理士犬の食事療法インストラクター上級師範

山本 由能(やまもと ゆの)

現在の愛犬との生活がきっかけで犬の食事や心のケアについて勉強を始めたことがご縁となりGREEN DOGへ。
自身も飼い主のひとりとして愛犬との生活を楽しみ介護も経験。
日々の業務では主に犬の栄養学や健康維持に関する情報を発信しています。

GREEN DOGへようこそ はじめての方へ伝えたい、わたしたちのこだわり。

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