【スタッフブログ】私の老犬介護~ベッドの工夫

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【スタッフブログ】私の老犬介護~ベッドの工夫

スタッフコラム53話目(2022年4月1日掲載)

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タイトルの通り、私(スタッフ山本)が経験した老犬介護のお話です。いつものコラムと違いどちらかというと個人的な日記(ブログ)のような内容となります。 GREEN DOGの商品ページやSNSにも登場させていた私のパートナー(イタリアングレイハウンド 雌)がお空に旅立ち1年が経ちました。最後の半年は自分で体を動かすことが困難になり介護が必要でしたが、その分とても濃い時間を過ごせたと思っています。

時間が経ち、私自身が悲しい気持ちになってしまった時期の写真も今では穏やかな気分で眺められるようになりました。こちらではパートナーと私のために都合が良かった工夫などをご紹介できればと思っています。あくまで介護の一例として参考にしていただけましたら幸いです。
今回はパートナーの状況によって変化したベッドについてです。

寝返りのサポート

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ぬいぐるみにもたれて寝ています


15歳を迎える年に脳に障害が起き、後ろ足が動かなくなりました。意思表示も少なくなりましたが、寝返りをすることが出来ました。
体を動かしやすいよう、毛布を大きめに畳んだものを敷布団代わりにしました。犬用ベッドだとかなり大きいものでないと動いて落ちてしまうからです。

タオルやブランケットを重ねたり、ぬいぐるみやクッションを使ったりして、パートナーの左右両側を高くしました。常にどちらかの山にもたれているような姿勢です。少し高さがあると寝返りがしやすかったのです。食事のときは両側の山で体を挟むようにしてフセの姿勢を保つことが出来ました。

介護を楽にする高さ

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キャスター付きベビーベッド

介護を行うには介護者の体に負担をかけないことも大事。私の体がはじめに悲鳴をあげたのは膝でした。私のパートナーの体重は4kg弱でしたので抱き上げたり体の向きを変えるのに苦労はしませんでしたが、食事や排泄のお世話に何度もしゃがんだり、床に膝をついたりすることが堪えました。ほんのしばらくの期間で私の膝は痛みだし、皮膚はどす黒い色になりました。

そこで見つけたのがヒト用のベビーベッドです。私が選んだのは折りたたみ式、移動もしやすいキャスター付きで価格は8,000円くらいのものでした。サイズは長さ120x幅70x高さ(ベッドの縁)70cmほど。ベビー用の敷マットを入れるとパートナーの体が床から50㎝の位置になり、しゃがまなくてもお世話が出来ました。
ベビーベッドの広さはパートナーには大きすぎましたが、かえって都合がよかったです。
たとえば、洗い替えのタオル、ウェットティッシュ、小さな加湿器も全部すぐ横に置けるので便利でした。キャスター付きなので掃除や気分転換のための移動にもスイスイ動かせることも気に入りました。

洗濯ものを減らす工夫

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マットやトイレシートを挟んだベッド


パートナーとの最後の2ヶ月はずっと床の上のベッドを使いました。冬を迎えその方が我が家では暖房のために都合が良かったからです。そのころには自力で寝返りを打つことはなかったので小さなベッドでもずり落ちる心配がありませんでした。(介護の姿勢がまた私の膝に負担がかかったはずですが痛みは出ませんでした。その代わり、寝不足がたたり朝方にリウマチのような手指の痛みが出始めました)

あいかわらず口の前に器を持っていくと自分で食べたり飲んだりできるので、その点では手のかからない介護でしたが、どうにもならなかったのが排尿。自分でおしっこをしたいという意思表示が出来なくなってからは、おしっこの回数もさらに増えました。感覚として体に溜めておくことができず自然に出てきてしまうという感じです。 健康なときから頻尿気味でしたが、このころは1時間に1回は出る状態。タイミングを計ってトイレの上に連れていくのですが、それでも1日に何回かはベッドの上で出てしまいました。

そのため寝床は下から順にベッド、トイレシート、マット、ブランケット、最後一番上は下半身部分だけトイレシート、上半身や顔にはタオルが触れるようにしました。トイレシートを間に挟むことで、ベッドやマットまで洗わなくて済みました。

マットは高反発タイプを使用していたので、おしっこで濡れても簡単に洗えて早く乾くもの。マットカバーは洗い替えがなかったのでときどきタオルを代用としました。

【洗いやすいマット参考商品】
・薄いタイプ:ホームナース
・厚みのあるタイプ:ペットケアマットNEO

最後に

介護はパートナーがくれた濃い時間。渦中にはそんなこと思う余裕もありませんが、いま思い返すと悲しいより温かい気持ちの方が大きいのは、この時間があったからではないかと思います。

介護をなさっている方はどうかご自身の体をいたわることも大事にしてくださいね。きっとパートナーもそう望んでいますから。


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筆者

愛犬とペットフーディスト

ペットフーディスト、アドバンス・ホリスティックケア・カウンセラー、ペット栄養管理士、犬の食事療法インストラクター上級師範

山本 由能(やまもと ゆの)

現在の愛犬との生活がきっかけで犬の食事や心のケアについて勉強を始めたことがご縁となりGREEN DOGへ。
自身も飼い主のひとりとして愛犬との生活を楽しみ介護も経験。
日々の業務では主に犬の栄養学や健康維持に関する情報を発信しています。