老犬の「首が下がる」を予防~おうちで出来る運動

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老犬の「首が下がる」を予防~おうちで出来る運動

スタッフコラム63話目

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昔に比べご長寿犬が散歩している姿を見かける機会は多くなりましたね。
ゆっくりゆっくり歩いている姿をつい目で追ってしまいます。

寝ていることが多くなっても、運動が禁止されていない状態であれば積極的に散歩は続けたいもの。適度に体を動かし続けることで食欲も出てきますし、食べものの栄養も体を巡りやすくなるのです。

高齢になると体が硬くなり動きがぎこちなくなるのは自然なことですが、散歩と同様にちょっとしたことで動きやすい体を維持してあげることができます。

今回は、犬の高齢期に起きがちな首が下がる(固まってしまう)ことを予防する簡単な運動(遊び)をアドバンス・ホリスティックケア・カウンセラーの山本がご紹介します。

犬の高齢期(老犬)は首が下がる?

重力と姿勢の関係
私たちのように立って歩く姿勢では、重たい頭を背骨が受けて重力を分散させながら支えています。ところが犬の場合、頭が前に出ている姿勢ですから、首や肩の筋肉で支えなければなりません。

だからパートナー(愛犬)の首や肩はコリやすいんです。軽く揉んでみると気持ちよさそうにするのがわかりますよ。犬の姿勢が理由なんです。

首が下がったらどうなる?
高齢犬の中には首が下がったまま固まってしまっているケースがあります。
首が動かないことでごはんが食べづらくなり、食欲が落ちてしまうことも。ドッグマッサージの先生のお話によると、マッサージのケアで首の動きが回復すると食欲も戻ることがあるそうです。
食欲が戻ればまた体を動かす活力となり、どんどん機能回復や維持が期待できますね。

首が動かなくなる理由の中には背骨や首の神経やそのほかの問題が生じている可能性もあります。姿勢がおかしいと感じたときには一度はかかりつけの獣医師に診ていただくことをおすすめします。

おうちで出来る首の運動

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①首だけを動かせるようフセの姿勢をさせます。
 フセとはお腹を床に着けている状態で、両前足は前に伸ばしている状態。
 飼い主の位置は愛犬の前に向かい合わせです。

②鼻先にフードを一粒持っていき、上下左右ゆっくり動かします。

③フードに合わせて鼻(顔)がついてきたらOKです。
ほんの5分以内の運動です。

はじめは上だけなど、少しできたら褒めてフードを与えてください。
フード以外には小さくしたおやつでも良いでしょう。
1日に与えるフードやおやつのうちから、この練習分をとっておいてくださいね。

フセの状態で首だけ(顔)を動かすのがポイントです。我慢が出来ないタイプならマテの練習をしながら少しずつできることを増やしてあげてください。
シニア期は運動量が減ることで筋肉が衰え、硬くなってしまいがち。もちろん体調に合わせて運動量は減らしていくものですが、長時間動かないことがコリの原因になることも。

寝ている時間が増えると寝かせてあげた方が良いと考えて、声をかけるのも減っていきがち。
寝てばかりになってしまうと動かしたくても動けない体になってしまいます。私たち飼い主からコミュニケーションをとる時間を作ってあげることがおすすめです。

「練習する?」と決まった言葉かけもしてあげてくださいね。きっとこの時間を楽しみにしてくれると思います。首を上に向けたり左右に動かしたり、ちょっとした運動ですがやるとやらないでは違います。

首の運動だけでなく、楽しみを与える(日常に喜びを増やす)ことも、精神から若々しさを維持することに役立ちますよ。少し楽しんだら終わり、飽きるほどやらないようにしましょう。

すでに首の筋肉が固まってしまっている場合には、無理をせず首を温めるイメージでさすったり揉んだりといったマッサージを毎日5分でもしてあげると良いでしょう。
どうしても私たち飼い主は愛犬のために頑張り過ぎてしまいます。マッサージのように体に触れることは少しずつ様子をみながら(愛犬が気持ちよさそうにしているかどうか)行ってくださいね。

おわりに

愛犬の首や肩がコリやすいということを知っていれば、ケアも意識してあげられますね。
冬にはホットタオル(熱い湯で絞ってからビニール袋に入れる)を当ててあげるだけでも良いと思います。

ちょっとしたことでも続けるのは大変。でもそれで機能維持が出来るならやってあげたいですよね。歯磨きの前とは習慣にしてしまって無理せず継続できるのが一番です。
若い年齢のときには思いもつきませんが、そろそろ遊ぶ時間が少なくなってきたな、と感じたらときから意識し始めてみると良いと思います。

みなさんとパートナーの心が通う時間が増えますように。

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フードやサプリメント選びにお困りの際は、お気軽にごはんの窓口をご利用ください。

筆者

愛犬とペットフーディスト

ペットフーディスト、アドバンス・ホリスティックケア・カウンセラー、ペット栄養管理士、犬の食事療法インストラクター上級師範

山本 由能(やまもと ゆの)

現在の愛犬との生活がきっかけで犬の食事や心のケアについて勉強を始めたことがご縁となりGREEN DOGへ。
自身も飼い主のひとりとして愛犬との生活を楽しみ介護も経験。
日々の業務では主に犬の栄養学や健康維持に関する情報を発信しています。

GREEN DOGへようこそ はじめての方へ伝えたい、わたしたちのこだわり。

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