2020.10.23食事・ドッグフード

愛犬の水分補給~秋冬こそ注意が必要なわけ

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愛犬の水分補給~秋冬こそ注意が必要なわけ
みなさんは「隠れ脱水」という言葉をご存じですか。愛犬も私たちも暑い時期は積極的に水分を摂りますが、気温が下がってくると喉の渇きを感じにくくなりますね。そのため、知らず知らずのうちに水分不足になっていることがあるのです。

寒さを感じたときに起きる「体の変化」と「水分不足」が重なると危険な場合があります。

今回は、秋冬こそ水分補給が必要なわけと愛犬の体を潤すコツについてペットフーディストの山本が説明します。

冷えによる体の反応と水分の関係

私たちは寒さを感じると熱を逃がさないように体が反応します。それにより血管が縮んだり、高血圧になったりします。
寒い季節にあまり体を動かない、水を飲まなくなるといったことで、関節、心臓、腎臓、膀胱にトラブルが起きやすくなります。

水分量が少ないと起きやすいこと

血液中の水分が多いと血液はサラサラと流れやすく、水分が少ないと反対にネトネト粘りが強くなり流れにくくなります。そのうえ寒さで血管が細くなるとさらに流れにくくなるのです。
血液が流れにくい(水分不足)状態だと体にとって不都合なことが起きます。

 関節:栄養が届かず筋肉がこわばり、動きが悪くなる。
 心臓:全身に血液を送るための筋肉を強く動かすことが必要になる。
 腎臓:毛細血管が多い臓器なのでさらに血液が流れにくくなる。
 膀胱:尿が濃くなり、結石が出来やすくなる。

寒いときでも水分を摂らせるコツ

寒いときでも水分を摂らせるコツ 少しだけ味をつけてあげる
愛犬の体のトラブルを減らすためにも寒い季節こそ水分を意識しましょう。
積極的に水を飲まないタイプには、少しだけ味をつけてあげるのがお手軽な方法ですね。

ただし、水そのものには体に吸収しやすいメリットがありますが、体の外に排出されるのも早いのです。体を潤すためにはこまめに飲む必要があります。

喉の渇きを感じにくい季節には、できるだけゆっくり体の中を潤してくれるものを摂ることがおすすめです。

体を潤す食材

比較的、犬にも食べやすい野菜の中では、大根、白菜、山芋、冬瓜などが良いでしょう。軟らかく煮て与えてくださいね。

これらを肉類(鶏肉や豚肉など)と一緒に茹でると風味が良いので嗜好性がアップします。
お肉から得られるタンパク質は免疫力の維持にも役立ちますので、寒い時こそバランスよく与えてください。

また、蜂蜜も場合によってはおすすめです。
甘いもの(糖質)は浸透圧の関係で体をむくみやすくしますが、それだけ保水力があるということです。

甘味のある果物や野菜を使ったレトルトフード をトッピングに使ってもいいですね。水分不足が気になっている場合は、少し水を足し薄めてから与えると良いでしょう。

水にほんの少量の蜂蜜を入れてあげると、甘味を好む犬には美味しく感じるようです。
蜂蜜入りの犬用健康サプリメント もあるくらいです。実際、私の愛犬(15歳)も水は飲んでくれませんが、蜂蜜を混ぜたものは好んで飲みます。

ただし、健康な場合でも糖質を大量に摂ることは避けるべきです。必要に応じて注意深く使ってください。

※蜂蜜は犬に与えられるものですが、念のため1歳以上からご利用ください。(子犬は腸内環境が未熟なため)

まとめ

夏だけでなく、寒さを感じる季節も充分な水分が必要。
夏だけでなく、寒さを感じる季節も充分な水分が必要。
特に年齢とともにトラブルが増えやすい関節、心臓、腎臓、膀胱の健康のためにも気をつけたいですね。

水をどれだけ飲んでいるか、観察してみてくださいね。
愛犬のご長寿のためはもちろん、食べる楽しみを増やすためにも、ひと手間かけてみるのはいかがでしょう。

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山本 由能(やまもと ゆの) ペットフーディスト、ペット栄養管理士、ペットケア専門士

山本 由能(やまもと ゆの) ペットフーディスト、ペット栄養管理士、ペットケア専門士

現在の愛犬との生活がきっかけで犬の食事や心のケアについて勉強を始めたことがご縁となりGREEN DOGへ。日々の業務ではパピーからシニア犬までさまざまなお悩みに対応しています。最近は介護やペットロスについてのご相談も増えてきました。自身も飼い主のひとりとして一緒に悩み考えることで研鑽を積んでいます。
山本 由能(やまもと ゆの) ペットフーディスト、ペット栄養管理士、ペットケア専門士

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