ダイエット用フードを上手に使おう

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ダイエット用フードを上手に使おう

スタッフコラム9話目

愛犬

※写真のパートナーと記事は関係ありません

ダイエット用フードは体重が増えないようにするためのレシピだから、
「カロリーが低い=栄養が少ない=おいしくない」と思っていませんか?

いえいえ、筋肉を維持することで代謝をあげたほうが体重管理しやすくなるので、
動物性タンパク質ほか体を維持するための栄養素がしっかり含まれているんです。
このことはフードの風味にも良い影響があります。
今回は、ダイエット用フードと私のパートナーのダイエット失敗談を紹介しますね。

どんなときにダイエット用フードが必要?

・避妊手術後の体質の変化
 (代謝が落ちる、食欲が増すなど)※個体差あり
・いままでのフードを減らすだけでは痩せないとき
・疾患や体質により脂質を抑えたいとき

少しずつ太っていく段階では意外と変化に気づきにくいもの。
定期的に体重測定をすることがおすすめです。
(小型犬なら抱っこした状態で体重計に乗り、人の体重分を差し引く)

太っていないけどダイエット用フードをおすすめする場合

・脂質が負担になる体質
 (シニア期、胆泥症、膵臓が気になるなど)
・繊維質を多く必要とする症状
 (高脂血症、高コレステロール値など)

【ダイエット用フード参考商品】
・食べ応え満足度◎:ファットドッグス ドライドッグフォーミュラ
・ダントツの低脂肪フード:セラピューティックフォーミュラ「レジーム」

※いずれも総合栄養食なので、健康維持のための毎日の食事に適したフードです。

「いつのまにか、お腹がぽっこり!」我が家のダイエット失敗談

・9歳、トイ・プードル(♀)
・避妊手術済み(月齢7ヶ月ごろ)、手術前から食欲旺盛
・夏は太りやすく、冬はやせやすい傾向あり

2年ほど前から加齢による変化で、冬でも太りやすい体質になっていました。
ある時、今まであったはずのお腹のくびれがない気がして、久しぶりに体重をはかるとみごとに増えていたんです。
驚いてダイエットを行うことに。

まずは食べ慣れているフードでダイエットができないかと考え、給与量を減らし始めました。
それで少しずつ体重が落ち始めたのですが。

気がつけば皮膚はカサカサ、毛も少しパサついて、明らかに今までと違ってきました。

あわてて病院へ連れて行ったところ、なんとフードの量を減らしすぎていたことがわかりました。
つまり、単純な栄養不足です。
量を調節しはじめると、みるみるうちに皮膚や毛質も元に戻りました。
もちろんパートナーにはたくさん謝りました...。

皮膚の状態は良くなりましたが、やっぱり体重は増えてしまい。
ついにダイエット用フードを試すことになったのです。

体質に合うものを見つけるのには苦労しましたが、体重は順調に減り、我が家のダイエット計画はひと段落しました。
ちなみに体重減量の目安は1週間に体重の1~2%ずつが理想とされています。
体重5㎏のパートナーの場合、1週間に50g~100g程度です。

<教訓>
フードを減らす場合はメーカー推奨量から2割強まで。
一日の給与量が100gの場合、最低75g以上与えましょう。
メーカーの推奨量というのはあくまで目安とはいえ、大切な指標なのです。

食事量を減らせないパートナーのダイエット法

・食事の量より回数を増やして満足度アップ(1日3回以上に分ける)
・早食い防止皿でゆっくり食べさせる
・ダイエット用フードを使う(満腹感に配慮しているから)

もちろん、運動量も大事。
運動不足で太ったり、退屈さから食欲が高まってしまうことがあります。

まとめ

ダイエット用フードは、必要な栄養素はしっかり含まれています。
そのため、いつでも気軽に試せます。
フードの量を無理に減らすよりも、ストレスなくダイエットできるでしょう。
肥満は健康の敵。適正な体型を目指しましょうね!

不明点などありましたら、GREEN DOGのケア・カウンセラーまでお気軽にご相談ください。

筆者

愛犬とペットフーディスト

ペットフーディストアドバンス・ホリスティックケア・カウンセラーペット栄養管理士犬の食事療法インストラクター上級師範

山本 由能(やまもと ゆの)

現在の愛犬との生活がきっかけで犬の食事や心のケアについて勉強を始めたことがご縁となりGREEN DOGへ。
自身も飼い主のひとりとして愛犬との生活を楽しみ介護も経験。
日々の業務では主に犬の栄養学や健康維持に関する情報を発信しています。

GREEN DOGへようこそ はじめての方へ伝えたい、わたしたちのこだわり。

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