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【スタッフブログ】私の老犬介護~老後の生活便利グッズ(2)
スタッフコラム57話目
2022年6月28日掲載
みなさん、こんにちは。ペットフーディストの山本です。今回のスタッフブログ「私の老犬介護」シリーズはスタッフ野下の第2回目です。
パートナー(愛 犬)こたろうちゃんにはごはんを食べさせるサポートが必要でした。小型犬といっても毎回の食事を介助するのは大変なこと。
またハイシニア期はベッド選びにもどれが良いのか迷いますね。野下が見つけたグッズは寝る時にも食事介助にも役だったそうですよ。みなさんもぜひ参考になさってくださいね。
前回の記事はコチラ⇒【スタッフブログ】私の老犬介護~老後の生活便利グッズ(1)
・パートナー
こたろう ダックスフンド(ロングヘアード・ミニチュア)雄
・ハイシニア期の状態
すでに視力を失っていましたが持ち前の嗅覚は維持。食欲旺盛。
・飼い主(野下)から一言
「旅立つその日にもごはんを食べてくれたんですよ。こたろうのごはんの介助は大変ながらも私にとって幸せな時間でした。」
食事介助にもベッドにも役立つグッズ
ハイシニア期はシニア期と違い、ごはんをしっかり食べていても体が痩せてきます。運動量が減るのとは当然のことですし、エネルギーを体に蓄える(栄養の消化吸収や代謝)機能も衰えてくるからです。
骨ばってきた体に硬すぎるベッドは向いていません。逆に柔らかすぎると立ち上がりや寝返りができなくて困ってしまうことも。
そのため一般的には高反発ベッドがおすすめです。
ただし常に寝たままの姿勢でも動き回ってベッドが落ちるようなタイプには低反発ベッドを使って体を沈み込ませて動きにくくした方が良い場合もあります(あくまで一時的に)
パートナーのそのときどきの状態によって合うものが違ってくるのです。
(質問)
「こたろうちゃんの場合はどんなベッドを使ってましたか?」
(野下の回答)
「柔らかいベッドで寝かせてあげたかったけど、体は骨ばってきて体重も軽くなったせいかベッドの上で体が安定しにくくなったんです。その代わりに見つけたのが授乳クッションなんですよ。これは使い勝手が良かったです。」
写真左:授乳クッション/写真右:C型は体が安定しやすかった
たしかに「授乳クッション」で検索して出てきた商品は、授乳時の姿勢を保ちやすい、赤ちゃんの体重で潰れにくいなどのメリットが書かれていました。
ハイシニア期の小型犬にはちょうど良いかもしれませんね。
ごはんを食べさせやすくするグッズ
(質問)
「こたろうちゃんの食事介助では何か特別なものを使いましたか?」
(野下の回答)
「柔らかいスプーンが便利でした。口のなかに入れるとき歯に当たっても平気で、こたろうも食べやすそうでしたよ。」
食事介助のときの動画をご覧ください。
【使用していた商品】
・ソフトスプーン
ソフトスプーンは自分ひとりでごはんが食べられない子犬やシニア犬の介護など、ペット用に開発された食事介助スプーンです。シリコンゴム製なのでやわらかく、煮沸消毒も可能。
私(山本)もパートナーの食事介助に愛用しました。またレトルトや缶のウェットフードをきれいに掬い出すのにも便利でした。
介助する側の負担を減らすことはとても大事だと思います。私たちが疲れてしまってはパートナーのお世話が難しくなりますから。
おわりに
こたろうちゃんはよく同伴出勤してくれたので、私たちスタッフのアイドルでした。サークルの中を歩き続けている姿やお昼休みにごはんを食べさせてもらっている様子をはっきり思い出すことができます。
ハイシニア期はいろんな心配や悩みは出てくるものですが、今回のようにちょっとした工夫で少しでも解決できる場合もあります。
関連ページもぜひ参考になさってください。
・幸せなシニアライフのために シニア犬との暮らし~食事介助の基本~
ハイシニア期のパートナーとの暮らしがより穏やかでありますように。
フードやサプリメント選びにお困りの際は、お気軽にGREEN DOGのペットフーディストにご相談ください。
筆者
ペットフーディスト、 アドバンス・ホリスティックケア・カウンセラー、 ペット栄養管理士、 犬の食事療法インストラクター上級師範
山本 由能(やまもと ゆの)
現在の愛犬との生活がきっかけで犬の食事や心のケアについて勉強を始めたことがご縁となりGREEN DOG & CATへ。
自身も飼い主のひとりとして愛犬との生活を楽しみ介護も経験。
日々の業務では主に犬の栄養学や健康維持に関する情報を発信しています。