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- 【専門家監修】愛犬の健康を守るのフードローテーションのやり方とメリット |アレルギー対策や災害時の備えを解説
【専門家監修】愛犬の健康を守るのフードローテーションのやり方とメリット |アレルギー対策や災害時の備えを解説
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パートナー(愛犬)のフードローテーションについてお話します。フードローテーションは、毎日同じものを食べるよりもメリットが多い給与方法として注目されています。その理由や、おすすめのフード例をまとめました。フードローテーションを始めたい方はぜひ参考にしてみてください。
フードローテーションとは?
1種類のフードを使い続けるのではなく、2〜3種類以上のフードを一定期間ごとに順番に与えることです。 切り替えのタイミングは「1袋使い切るごと」や「3ヶ月・6ヶ月」など自由です。
- 味に飽きやすい子:短めのスパン
- お腹がデリケートな子:長めのスパン
このように愛犬の体質に合わせて調整してあげましょう。
犬にフードローテーションをおすすめする3つの理由(偏食・アレルギー・防災)
① 食欲の維持
愛犬にとって食事は毎日の大きな楽しみです。同じフードだと飽きて食欲が低下することもありますが、匂いや味の変化は嗅覚・味覚に刺激を与え、心の健康(QOLの向上)にもつながります。
② 健やかな体質維持(アレルギーに配慮した体作り)
「特定の食べ物を食べ続ける(コップが溢れる)とアレルギーになる」という言葉を耳にしたことがあるかもしれません。実は、「お腹の健康(腸内環境)や免疫バランスを保つこと」こそがアレルギーを防ぐことに役立つということがわかってきました。
特定のタンパク質に偏らず、さまざまな食材をローテーションで取り入れることは、腸内細菌の多様性をサポートすることにつながります。多様なタンパク源に触れ、健やかな腸内環境を維持することで、特定の食材に対して過敏になりにくい体質作りを意識してあげましょう。
③ 不測の事態への備え
災害時やオーナー様の急な入院、商品の欠品などで、いつものフードが手に入らないことがあります。食べ慣れたフードを複数作っておくことは、緊急時のストレス緩和に直結します。
※ローテーション用のフードを多めに備蓄し、古いものから消費する「ローリングストック」という方法も、災害対策として推奨されています。
フードローテーションはいつから始めるべき?
結論から言うと、「いつからでも遅すぎることはありません」。ただし、年齢によって意識したいポイントが異なります。
子犬期(パピー)から
離乳を終え、1種類のドライフードを安定して食べられるようになったら、いつでも始めてOKです。早い時期から複数のタンパク源や食感に慣れさせておくことで、将来的な偏食を防ぎ、柔軟な腸内環境のベースを作ることができます。
ただし、子犬でもすぐに味に飽きてしまう子がいます。わがままやグルメ化を防ぐため、「食べないからといって、その場で別のフードを出す」ことは避けましょう。止むを得ない事情がない限り、あくまで次の袋や次のタイミングでローテーションするのがポイントです。
成犬期から
体調が安定しているこの時期は、最もローテーションを導入しやすいタイミングです。活動量や季節(食欲が落ちる夏場など)に合わせて切り替えてみましょう。
シニア期から
消化能力が衰えてくる時期なので、急な切り替えは負担になることも。今まで1種類だった場合は、特にゆっくりと時間をかけて新しいフードに慣らしてあげてください。
フードローテーションの始め方
初めてのフードの試し方
一度に全量を切り替えると下痢や嘔吐の原因になります。 10日ほどかけて、新しいフードの割合を「1割→2割...」と少しずつ増やし、ゆっくり慣らしていくのが理想的です。
便の状態や体調を確認する
軟便や下痢がみられたら、新しいフードの割合を減らすか、元のフードに戻して様子を見ましょう。少量ずつでも便が安定しない場合は、そのフードに含まれる成分が体質に合っていない可能性があります。
【注意】療法食を食べている場合や、重度のアレルギーがある場合は、自己判断でローテーションを行わず、必ず獣医師に相談してください。
アレルギーや体質に合わせたローテーション用フードの選び方
市販のフードは、なんらかの事情でいきなり入手できなくなることもあります。その際にも慌てないよう、普段から数種類のフードが食べられることがわかっていることが大事です。その上で、リスク回避のためには、「メインのタンパク源(鶏・牛・魚など)」 や 「ブランド(製造メーカー)」「原産国」が異なるものを選ぶのがポイントです。
ただし、初めて違うフードを与える際は、いきなり内容を大きく変えるよりも、まずは同じブランド内で主原料(タンパク源)が異なるものから始めるのが、お腹への負担をできるだけ抑えることに役立ちます。
子犬におすすめ(成長期に必要な栄養)
yum yum yum! パピー Happiness plus+
yum yum yum!国産の若どり生肉を使用し、アジ節・カツオ節・昆布などの和風だしを配合しおいしく仕上げました。
ナウ フレッシュ グレインフリー スモールブリード パピー
NOW FRESHターキー、ダック、サーモンほか自然素材多数使用でグレインフリー(穀類不使用)、小粒タイプ。
デイリープロ パピー フィッシュ
FORZA10低アレルギーを意識した、単一タンパク(魚)の子犬用デイリーフードです。
アカナ パピースモールブリードレシピ
ACANA平飼い鶏肉、生ヘイク(タラ目の白身魚)など成長期に重要な動物性タンパク質がたっぷり。
お腹が弱い、シニア犬、ダイエットにおすすめフード例(低脂肪フード)
yum yum yum! (ヤムヤムヤム)シニア&ライト チキン ドライタイプ
yum yum yum!粗タンパク質 23.3%以上、粗脂肪5.0%以上。運動量が減り、太りやすくなったシニア犬に配慮して、極力脂肪分を抑えたレシピです。
yum yum yum! ハイシニア 13+ チキン ドライタイプ
yum yum yum!粗タンパク質 25.8%以上、粗脂肪 11.4%以上。体の維持に重要なタンパク質やエネルギーはしっかり摂りたいけど、たくさん食べるのが苦手になってきたシニア犬に。
アカナ シニアレシピ
ACANA長く健康を保つために必要な筋肉維持に配慮したレシピ。カロリー密度が高く、かなり少なめの量でしっかり栄養が摂れます。
ナウ フレッシュ グレインフリー スモールブリード シニア&ウェイトマネジメント
NOW FRESHまだまだ活発で食欲旺盛なタイプに。多彩な食材に加え、シニア期に気になるふしぶしの健康維持に配慮したシニア犬用フード。
アレルギーが気になる場合におすすめのフード例(単一動物タンパク源)
アレルギーに配慮したフードローテーションでは、「何を食べたか」を把握しやすくするために、主原料がシンプルなフードを選ぶのがコツです。例えば、以下のような単一タンパク源のフードから検討してみましょう。
なお、アレルギーが心配な場合の切り替えは、通常よりもゆっくり 2週間以上かけて 少しずつ行います。もし異常(軟便や痒みなど)を感じたらすぐにストップし、安全だとわかっているフードに戻してあげてください。そのため、「いつものフード」は常に余裕を持って備蓄しておくことが大切です。
メンテナンススモール フィッシュ
Natural Harvest白身魚(タラ、カレイ)とレッドソルガム(ポリフェノールたっぷりの大麦)が主原料。低脂肪レシピの成犬用栄養基準適合総合栄養食(約1cmの中粒タイプ)
メンテナンススモール ターキー
Natural Harvestターキー(七面鳥)とポテトが主原料。(穀物不使用)でアレルギーにも配慮しました。低脂肪レシピの成犬用総合栄養食。(約1cmの中粒タイプ)
N&D キヌア スキン&コート(皮膚被毛健康サポート)ベニソン 成犬用
N&D動物性タンパク源は、ベニソン(鹿肉)のみ。皮膚の健康をサポートするウコンやココナッツ等も配合。(小粒タイプ)
N&D キヌア スキン&コート(皮膚被毛健康サポート)ダック 成犬用
N&D動物性タンパク源は、ダック(鴨肉)のみ。皮膚の健康をサポートするウコンやココナッツ等も配合。(小粒タイプ)
活動的なパートナーにおすすめのフード例(高タンパク質)
リガロ ハイプロテインレシピ 子犬・成犬用 ターキー
リガロタンパク質が豊富でグレインフリー仕様。子犬や活動的な成犬におすすめです。
エアドライ・ドッグフード NZグラスフェッドビーフ
ZIWI穀物不使用/ジャーキータイプの全年齢犬用エア・ドライフード。カロリー消費の多いパートナーだけでなく、少量でしっかり栄養を摂りたいときにも。
オリジン オリジナル
Orijen多種多様な肉・魚を使用。良質なタンパク質だけでなく、成長や活動的な体を支える成分を配合した全年齢対応フード。
K9ナチュラル フリーズドライ ラム・フィースト
K9Naturalエネルギーを作るカルニチン豊富なラム肉をたっぷりと使用したフリーズドライフード。水を加えてから与えるので栄養と水分が同時にしっかり摂れる全年齢対応フードです。
まとめ:ローテーションは愛犬への「健康の贈り物」
フードローテーションは、単なる「飽き対策」ではありません。
- 多様な食材で腸内環境を整え、免疫バランスをサポートする
- 災害や欠品などの「もしも」の時に愛犬を守る
- 子犬期からの習慣で、偏食しにくい体質を作る
大切なのは、愛犬の体調を見ながら「ゆっくり、楽しく」続けることです。まずは今のフードに近いものから、新しい一歩を始めてみませんか?
【参考記事】
・愛犬にぴったりなドッグフードの選び方(獣医師解説)







